羽田圭介『スクラツプ・アンド・ビルド』
母に借りた文藝春秋で『火花』に続き読んだのですが、最初は、なんでこの人のじーさんの悪口を延々と読まされなきゃならないんだよ!と思ったんです。
まあ、近くでこうネガティブな発言を毎日聞かされてれば、かなわんだろなあ、とは思うし、イラつくのはとても分かるんだけど~
と思いつつ、我慢して読み進んでいくうちに、妙な可笑しみが出てくるんです。
主人公健斗の筋トレに対する持論もギャグだし、加藤鷹の名前が出てきた時は爆笑!

読み終えた時には、このじーさんと、いつもじーさんに悪態つくお母さんに対する愛のようなものも、じわりと感じられ、読後感は良かったです。
現代日本における老人と若者の問題提起的な事も、描かれていると思います。
最近頻繁にテレビに出ている羽田圭介、この人やはり、かなり面白い人だと思います。
芥川賞に値するかは、他の芥川賞作品をあまり読んでいない為に判断出来ませんが、自分としては結構好きです。
ところで芥川賞候補で僅差で落ちたのが「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」だそうで、これはタイトルからして読んでみたいです。
まあ、近くでこうネガティブな発言を毎日聞かされてれば、かなわんだろなあ、とは思うし、イラつくのはとても分かるんだけど~
と思いつつ、我慢して読み進んでいくうちに、妙な可笑しみが出てくるんです。
主人公健斗の筋トレに対する持論もギャグだし、加藤鷹の名前が出てきた時は爆笑!

読み終えた時には、このじーさんと、いつもじーさんに悪態つくお母さんに対する愛のようなものも、じわりと感じられ、読後感は良かったです。
現代日本における老人と若者の問題提起的な事も、描かれていると思います。
最近頻繁にテレビに出ている羽田圭介、この人やはり、かなり面白い人だと思います。
芥川賞に値するかは、他の芥川賞作品をあまり読んでいない為に判断出来ませんが、自分としては結構好きです。
ところで芥川賞候補で僅差で落ちたのが「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」だそうで、これはタイトルからして読んでみたいです。
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