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男ってやつは・・・プリニエ『醜女の日記』バルザック『純愛【ウジェニー・グランデ】』2004.7.2

最近 (2004年7月2日) 読んだ本ですが、めずらしく恋愛物なんか読んだりして。
プリニエの「醜女の日記」くら~~~いっす。(ちょっとネタバレあり。)
これはカレシが可哀想だと私は思いました。なんだかねえ。
そのままの自分を愛されているのに、整形手術しちゃう女の人の話なんだけど。とにかくものすごいラッキーな人なのに、なんでこーゆー事しちゃう訳?って感じなんですよ。絶世の美女でも手に入れられない物をこの自分が醜いと思い込んでる女は手に入れてるんだからさ。しかも誰もこの人の事醜いなんて言ってないのに、勝手に思い込んで暗くなってるし。
さらに気にくわねーなと思ったのは、この人、自分だけでなく、とにかく醜いか美しいかって判断をしたがる。恋人の母親の写真を見て醜くてショック、とか。なんでだよ?
ちょっと納得したのは、作家の先生の次のセリフ。
「女の方は、自分の愛している男に愛されると、どんなに理性的な人であろうとまるで馬鹿のようになってしまうものなのです。」



もう1つ。バルザックの「純愛【ウジェニー・グランデ】」を読みました。
これは、自分の情況とかぶって泣きそうになっちゃいました。
女は7年間じっと待ち続け、男はそんな事すっかり忘れて…・゚・(ノД`)・゚・。これって一般的男性の傾向なんでしょか?
んで、このウジェニー・グランデは、失恋後の行動がめちゃカッコイイ。フツーはこんなにかっこよくいきません。

純愛【ウジェニー・グランデ】

合間に竹内久美子読んだりしたんだけど。やはり利己的遺伝子がそうさせるのか?なーんてね。

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吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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