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チボー家の人々『父の死』その3 2005.9.30

父オスカール・チボーの葬儀後の、アントワーヌとヴェカール神父との会話は、『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」を連想させられました。
( ちなみに『カラマーゾフの兄弟』は、こちらでもあげている方の多い、必読の名作です。)

  

ここのアントワーヌには、かなり共感 ! でして、カラ兄弟の中でも、いちばんイワンの好きな私は、だからアントワーヌに惹かれるのかもしれません。
そして、作者のマルタン・デュ・ガールの思想が色濃く出ている部分でもあると思うのです。
以下、作者についての大変興味深い解説です。

少年時代から宗教の問題で苦しんできたこの作家は、けっして悩みなき無神論者ではなかった。彼の作品に宗教が占める大きな地位が、このことを証明する。人間の魂の問題に目をこらし、善と悪との境界を定める規準をいずこに求めるべきかを苦しく模索して、モラルの問題の追求を生涯の目標としたこの人は、教会や聖職者を介さなくてもよければ、直接「聖なるもの」と対話し得た人だったのである。青年期において、旧約聖書に猛烈に反発すると同時に、愛を説く福音書には全面的に共感した彼であった。ただ、自分が出身したカトリック・ブルジョワ社会を批判しつづける彼は、その牢固たる因襲性をささえる教会と聖職者を憎んできた。それが彼を神からも離反させたのである。すなわちマルタン・デュ・ガールは、無神論者というより、反聖職主義者と呼ばれるのが、いちばん正しいのである。しかし彼はしばしば、「神は存在しない。しかし宗教は、かよわき人間にとって絶対に必要なものである」と言う。これは、彼が何よりも、人間生死の問題に専念する作家だったからである。

教会批判については、是非ミシュレの『魔女』の所も読んでみてくださいね。

今日NHK-BSで『ジェームズ・ディーン物語』とゆーのをやっていて、途中から観たんですが、ジャック・チボーとかなりカブりました。
2人とも、まさに若さの象徴ですよね。

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チボー家の人々『父の死』その2 2005.9.29

*かなりネタバレ。ほんとに注意してねん*

死を「虚無」と考えるアントワーヌに対し、「死」こそが、「思考の苦しみ」から逃れる沈黙のなかでの「安息」となると考える (←解説より引用) ジャック。
父の死を目前に控えた2人の兄弟の違いが、ここで示されます。
以下、再び解説より引用。

なぜ彼は、自分の頭脳に苦しめられ、自殺の思いにとりつかれるのであろうか。それは彼の頭脳が、四六時中、苦しい闘いを続けなければならないからである。

さらに、この解説では、ジャックのこの性質を、スタンダールの『赤と黒』のジュリアン・ソレルを例に出して説明しています。

たとえば『赤と黒』の主人公ジュリアン・ソレルは、大自然のなかへ独りで入って行ったり、社会から隔絶された牢獄のなかに入れられたりすると、はじめて心の平安を見出し、すなおな感情の持ち主になるという、奇妙なところがある。それは、彼が社会のなかに置かれているとき、つねに怒りと反抗のための闘いに追いまくられ、そのための頭脳の「不断の活動」にせきたてられていたからである。


 

『赤と黒』も再読したいなあ。

ここで再び出てくる、安楽死の問題。これでもかと言うくらいに「死」について考えさせられる章です。

そして、ジャックとジゼールとの再会、ジャックのジェンニーとの再会があり、アントワーヌを誘惑しようとするバタンクール夫人が出てきます。
この時は、バタンクール夫人をしりぞけるアントワーヌにブラボーと言いたくなるんですけどね・・・・・。

それでは<その3>へとつづきますです。

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チボー家の人々『父の死』その1 2005.9.28

*かなりネタバレ*

恋人の腕に抱かれて、或は家族に囲まれて、最後の言葉、感謝の言葉を言い残し、そしてパタッと首が動き (←ココ、ポイントね。死んだとゆー合図みたいなもんだにゃー )、恋人・家族号泣・・・・・・
これが一番一般的に見られる、テレビドラマや映画の御臨終場面かと思うのですが・・・・・・

こんなんあるわけないじゃないっすかっっっ !

オスカール・チボーの死。これこそが、本当の死の姿だと思います。
ほんと、あまりにリアルでびっくらこいちゃったですよ。
なかなかくたばらずに、周りは疲れ果て・・・って所が、なんとも辛く悲しいです。感動もへったくれもありゃしない。

その前に、ジャックとの再会に奔走するアントワーヌ。ほんとにドキドキしながら読みました。どんどん先が知りたくなって読み進んでしまいます。
全てを捨てて、新しい生活を、そして心の平安を、漸く手に入れたジャックの、複雑な心境に同情しつつも、早くお父さんに会ってあげて ! と気が急いてしまいつつ、読み進みます。
父の死に間に合うのか、ドキドキハラハラ。ところが上の表記の通りとなってしまふ訳でして。(^^;)
そして、予想していたのは、父親とジャックとの感動的和解シーンだったのでしたが・・・・・・。

おもしろいのが、父オスカールと神父との会話です。
ここで、オスカールの熱心な信仰心がどういうものであったかが、暴露されるわけです。
そして、大方こんなものなんじゃないか、とも思います。
また、実は教会側の利益を考えてこのオスカール・チボーに接していた神父は、その偽善が露になるのです。
<<立派な行い>>の正体見たり、と言う感じの2人の会話でした。

そして、自分自身に迫ってきた事でなければ、どうやったって「他人事」でしかないと言う事実をつきつけられます。以下本文より引用。

ほかの人たちにとって、死は、ありふれた、人間とは独立した一つの考え----いろいろある言葉のうちでの一つの言葉に過ぎなかった、だが、彼にとって、それは現在のすべてであり、それは現実そのものだった ! それは自分自身にほかならなかった ! 深淵に向って開かれ、逆のため、さらに大きくひらかれた目は、ずっと遠くのほうに、自分と無関係なその顔を認めた。世の中から押し出され、独りぼっちでいる自分。おそろしい恐怖をいだいて独りぼっちでいるこの自分。いまや絶対孤独の、その底に触れようとしているこの自分 !

『父の死』の所は、書きたい事がいっぱいあります。
次回に続きます。

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チボー家の人々『診察』『ラ・ソレリーナ』 2005.9.27

*わりに重要なネタバレありかもしんない

『診察』
ここでは、森鴎外の『高瀬舟』などにも出てくる、<安楽死>の問題が出てきます。
そして、この<安楽死>の問題は、この後2度に渡って出てきます。
実に難しい、答えの出せない問題だと思います。
ここで出てくる兄弟の少年達がいいですね。
私は、アントワーヌと言う人物は、実にバランスのとれた人間だと思うんです。
冷酷だとは思えないんすよ。冷静ではあります。
子供たちに対する態度など、実に気持ちの良いものです。

そして、頑固で立派な父、オスカール・チボーが病に侵されると、人間というものはこうも弱くなってしまふと言う・・・この辺の所は、後に出てくる『父の死』の所で、もうちょい詳しく書きたいと思います。

『ラ・ソレリーナ』
失踪したジャックの書いた小説『ラ・ソレリーナ』を手にしたアントワーヌ。
この小説をアントワーヌの目を通して私達は読むのです。
この小説に、ジャックの<若さ>という物が良く表れています。若いゆえの過剰な表現が鼻につき、数ページ飛ばし、また戻って…というアントワーヌの読み方が、実にリアルです。
自分の事が書いてある所を早く読みたいという、その読み方。わかるわかる~。
一緒に読者である私達も、夢中に読み進んでしまいます。
そして、ここにジェンニーとの恋、チボー家の養女であるジゼールとの関係が暴露されてしまいます。

ジャックとゆー人の魅力は、見事な観察力と適格な表現力ですよね。
これを活かして、作家の道を進んで行ってくれないかな、と願いつつ読んだのですが・・・

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チボー家の人々『美しい季節』 2005.9.25

*多少のネタバレあり*

それぞれの恋愛の形が見事におもしろいです。
小児科医のアントワーヌが、突如として、少女を助けるべく外科手術をやる所があります。ラシェルとの出会いの場面です。
「医者」という仕事に、これ程適格な人はいるだろうか、と思えるアントワーヌ。次の文なんて、おもしろいじゃないですか。

彼は、医者らしい無感覚さを持っていた。医者にあっては、他人の苦しみが、自分にとっての経験なり、利益なり、職業的な興味なりを意味しているのだ。そして彼らは、他人の苦痛や死などによって、自らを豊富にするというわけなのだ。

そして、アントワーヌとラシェルとの恋。
私は、どーもこのおしゃべりな淫乱女が好きになれなかったのですが・・・後の方になるにつれて、この2人の恋の場面が、実に美しく蘇ってくるんですよ。
夢の世界のような不思議な恋です。ラシェルのおしゃべりが、どこか音楽的な感じがします。

そして、ジャックとジェンニーとの恋。これが実にほほえましい事この上ないです。
まさに共感できる似た者同士の恋。
デリケートで緊張しやすい2人だから、好きあっていながら、いつもぎくしゃくしてしまう。そして、驚くほど頑です。度を越してると言ってもいいかも・・・
だから、その辛さ、苦しさもひとしおなんですね。もう、あなたたちったら・・・

でも、思えば、自分もこんな出会いに憧れてたんだよなー。
自分と同じ性質、同じ感覚を持ち、だからこそわかりあえる者同士の結びつき。( 実際は、まるで違う者同士がピッタシ合ったりするものなんですが…)
よくぞ、こんな身近な所で出会った運命のこの2人 !
ジャック&ジェンニーのカップルは、ブロンテ姉妹の小説を彷佛させられました。
『ジェーン・エア』のような、知的な会話&あのルックス(^^;) な2人でもあり、『嵐が丘』のような、同じ魂を持つ2人でもあると。

そしてダニエルは、これがもう、彼の軽蔑する父親クリソツなんですよね。
私は、こーゆープレイボーイ的軽い恋しかできないのって、ほんとムナシイとしか思えないのです。そして、こーゆー人は、年くってもずっとそうなんですよね。利己的遺伝子のなせる技なんでしょうかね。( 竹内久美子についても、何度か書いてます~ )
その父親ジェロームについては、次回メインで話題に出しますよん。

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チボー家の人々『少年園』 2005.9.23

*少し先取り的ネタバレあり*

これは『時計じかけのオレンジ』を想起しました。

 


この「少年園」と言うのは、まさに人間を非人間化してしまう、実におそろしい所です。
ジャックの変貌ぶりが衝撃。
弟を助けるアントワーヌがイイんですよ。
表面上はまさに美談なんです。しかし…以下、店村新次の解説より引用。

弟を救い出すという立派な行為を果たしたアントワーヌの心理にも、微妙なニュアンスが伴う。弟への愛や誠意に嘘偽りはないのだが、そこには青年らしい、そしてアントワーヌ一流の自己満足が見てとれぬことはない。

こういう所がリアルでおもしろいんです。果たしてアントワーヌは偽善者でしょうか?
でも、実際的に、本当に良い事をしてるんですから、いいじゃないか、と私は思います。むしろ、偽善者とは逆なのではないかと。
<一流の自己満足>は、親ゆずりなのです。父のオスカール・チボーはさらに極端でわかりやすいです。
親から受け継いでいる所とか、反撥しつつも似てしまう部分とか、そういう遺伝的要素を考えての人物のつくり出し方が、ほんとにほんとに巧いんです。

「灰色のノート」からはじまるこの小説、ジャックが主役なのかと思いきや、さらに読み進んでいくと、この小説の主役はアントワーヌなのだな、とわかります。
彼の精神的成長がまた、実におもしろいです。
冷徹なのか、優しいのか、この微妙さが絶妙ですよね。でも、実に思い遣りが深い人物だと、私は思うのですよ。むしろ、ジャックの方が残酷だと思います。

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チボー家の人々『灰色のノート』 2005.9.22

最初、これはモーホーの話だと思ってしまいました。(^^;)
つい思い出すのが『風と木の詩』(笑)

ところが、そっちの話ではなく、男同士の堅い友情の話だったのですね。
交換日記に家出。ちょっとわくわくする話です。
これ、もっと若い頃に読んでおけば、もっと共感できただろうなー。
家出には何度憧れたことか・・・
ジャックとダニエルがはなればなれになってからの2人それぞれの出来事が、その後の2人の運命を暗示していたように思います。
ジャックとゆー人は、良くも悪くも「若さ」そのものです。

優れた小説は皆そうですが、人物描写が実に実に見事であります。
チボー家親子兄弟の共通なものと、違うもの。フォンタナン家親子兄妹の共通なものと違うもの。1人1人のキャラが実におもしろいです。

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『チボー家の人々』 2005.9.20

『失われた時を求めて』を読んでいた時だったと思うんですが、同じケタはずれに長い長編という事で、「『チボー家の人々』もおもしろいわよ~」と母が言ってました。
小津映画でも、確か電車を待っている時だったでしょうか?原節子が職場の同僚にでしたっけ?「おもしろいわね~チボー家の人々」って言うセリフ、ありましたよね。
そんな訳で、ずーーーっと前から、いつか読もうと思っていました。

長編を読むという覚悟はして読んだものの、楽しくぐいぐい読めるイメージでいたんですが…(上の、親や映画でのセリフの言い方等から) とんでもなかったです。結構重い小説ではありませんか。そして、これはスゴイ小説です。すんごいリアルなんですね。特に『父の死』の所なんて、びっくらこいたですよ。
世界の名作っつーと、必ずあがるのが『失われた時を求めて』と『ユリシーズ』だと思うんですが、これだって絶対名前があがるべき作品で、むしろ、失われた…よりも私は名作度高いと思います。それなのに、今調べたら、2002年に発表された史上最高の文学百選にも入ってないじゃないっすかっっっ ! そりゃあねーよ。けしからんなあ。

アマゾンのカスタマーレビューを読んだら、素晴らしくてびっくらこきました。
白水Uブックスの巻末の「解説」では、とんでもないネタバレもあって、ガッカリさせられた事も度々ありましたが、ちょろさんという方、実に親切に、先取りする傾向のある場合は、それを教えてくれています。当巻読了後に読んでも構わない「解説」は、そう教えてくれています。

ちなみに私は、白水社の箱入りのハードカバーで読んでいて、Uブックスとは内容が全く同じなので、図書館にあった分のみは、持ち運びに便利なUブックスで読みました。

そんじゃ、次回から、チボー家の人々『灰色のノート』から順に、感想書いてみようと思います。

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マン『ブッデンブローク家の人びと』 2005.9.13

久々に手抜きで行きます。過去に別所に投稿したものをそのままUP。過去投稿も在庫少なくなってきてしまいました・・・
今『チボー家の人々』を読んでまして、もうすぐ読了する所なのですが、これを読みはじめた時に思い起こした物の1つが、この『ブッデンブローク家の人々』です。
まあ、自分のブログに書いたものではなく、単なる書き込みでもありますし、今読むと、あっさりとゆー感じではありますが、とりあえずUPしちまおうっと。
以下は、2002年11月16日にUPしたものです。

これを読む前に、セリーヌの「なしくずしの死」を読んでたもんだから、ちとお上品すぎて最初は作品に入っていけなかったのだけど、読んでいるうちにさすがにおもしろい ! と思いました。
この一家の1人1人の性格、心理描写、生まれて死ぬまでの運命や生き方などなど、こりゃかなり凄い小説っすね。特に「死」とゆーものについて考えさせられる。

マンは当然ドストエフスキーの影響を受けてると思うけど、ドスト作品の登場人物の心理描写は凄く、詳しい性格描写なども影響つよいなーと思うんだけど、ドストの場合は凄まじく激しく、ここまでやるか?てぐらい滑稽でユーモアがあり、マンの場合はもっと自然でリアルかな?て感じがします。
実際、かなりくどくて読みにくい部分は多々あるのだけど (フランス文学は読みやすいんだよなー) それでも頑張って読む価値は充分すぎるぐらいありますね。


  

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澁澤龍彦『女のエピソード』 2005.9.4

グイド・レーニの『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』の表紙に、「『世界悪女物語』を補完する女性論」だと言うので、楽しみに手にとったのですが、やけにあっさりしていてもの足りなかったんです。と思ったら、これ、資生堂のPR誌「花椿」に連載されたものだそうです。にゃるほど納得。
1970年1月~1971年12月まで。

 筆者は、もっぱら若い女性読者を対象として、できるだけロマンティックなエピソードを盛りこむように心がけつつ、古今東西の女の生き方をデッサンふうに描いてみた

という事だそうです。

とりあげられている女性達は、マリー・アントワネット、ベアトリーチェ・チェンチ、ジョルジュ・サンド、アグリッピーナ、ローラ・モンテス、和泉式部、サッフォー、ジャンヌ・ダルク、エリザベス女王、シャルロット・コルデー、サロメ、エロイーズ、細川ガラシア夫人、ルネ・ペラジー、ワンダ・リューメリン、聖母マリア、金髪のイゾルテ、マリリン・モンロー、建礼門院平徳子、ド・ブランヴィリエ侯爵夫人、ポンパドゥール夫人、王昭君、マグダラのマリア、ヴィーナス、です。

実在してない人物も出てきます。
既に知っている話が多く、もうちょい突っ込んで書いてくれたらいいのに~と思います。しかしまあ、「花椿」のエッセイならしかたないですよね。調べて買うべきであった・・・_| ̄|○
彼女達に興味を持っている人には物足りなく、全く知らない人にとっての興味を持つきっかけになりそうな本って感じでしょうか。

「美の巨人たち」で美女3位に輝いたベアトリーチェ・チェンチ
スタンダールが『イタリア年代記』という短篇集の中で、「チェンチ一族」という一篇を書いているそうです。こちらを読んでみたいっす。
あまりにもひどい、やりきれない実話ですよね……。

サッフォーと言えば、昔昔、青池保子の漫画『イブの息子たち』ではじめて知った名前だったりするんですが (笑)、レスボス島の女優詩人でレズのサッフォー。漫画ではてんてん眉毛が印象的だった記憶が・・・。
なので、まあおおかた人物は知っていたわけですが、「レスビアン」の語源だったとは ! これって常識ですか?
ま、そーいや聞いたよーな気もするんだけど。(^^;)
レスビアンとは「レスボス島生まれの女」という意味だそうです。

そして、ルネ・ペラジー、ワンダ・リューメリンという名はご存じでしょうか?
前者はサド侯爵夫人、後者は10年間マゾッホ夫人だった人です。
この辺が出てくるあたりは、澁澤らしいという気がします。



イブの息子たちって買えるんだ~~引っ越しの時に探して持ってきたんだが、2巻~4巻が行方不明で…(;_;) う~揃えてしまおうか…

  



あ、全3巻になってるの?

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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