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辰濃和男『文章のみがき方』その3 2009.9.22

◆自慢話は書かない◆
うーーん、私は良いと思いますよ~~ストレートな自慢なら。
ただ、謙遜するふりをした自慢なんかは嫌ですねえ。愚痴を書いてるようなノロケも好きぢゃないっすねえ。実際友達に何度も聞かされた時にはもう…ちょっと話がズレたか…。
冒頭に姫野カオルコの文が引用されています。それを引用します。

 「気のきいた文章を書くてっとり早い秘訣は『自分がピエロになる。自分の欠点を情容赦なく書く』である。逆に読み手の強い反感を買うのは『自分の欠点を書いたようでいて、実は自慢話になっている』である」

さらには「一枚上手の文章技法は、『自慢話をしたようでいて、実はピエロになっている』となる」だそうで。
以下の例は脚本家の北川悦吏子のものですが…

 ある日、仲間で雑談をしていた。新しく恋人ができた、と仲間の一人がいいます。「でも……何で私なんかって思って……彼だったらもっと素敵な人がいっぱいいるのに……」

うわーっ!さいあく!!これを聞いた仲間はひとり残らず引いたってそりゃそーだろ、と。
亡くなった方を悼む言葉が自慢話になっているってのも、ありますねー。以下引用です。

有名な芸能人の葬儀のとき、自分がいかに故人に可愛がられ、たくさん褒められたことかと涙ながらに自慢する人がいます。

あるあるー!
まだつづきます。^^;
次回でさらっと終わりにしたいなー。



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テーマ : エッセイ/随筆
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辰濃和男『文章のみがき方』その2 2009.9.17

こちらから続いてます。
「散歩」と言えば、毎朝しています。
不眠症対策に、朝8時~10時の間に30分以上陽にあたるようにしてるんです。
こちら是非ご参照に!
ついでにお買い物…と思うんですが、時間帯が合わないっすねえ。(涙)
ま、不眠症対策とかはナシにしても散歩は結構好きです。
池波正太郎も散歩好きの人だそうで、その池波正太郎がジャン・ギャバンの言葉を紹介しているのが引用されていまして、コレがなかなか良かったです。以下引用。

ギャバンは「人間はね、今日のスープの味がどうだったとか、今日は三時間ばかり、一人きりになって、フラフラ歩いてみようとか……そんな他愛のないことをしながら、自分の商売で食っていければ、それがいちばん、いいんだよ」といっています。池波はこの言葉が大好きで、「散歩の醍醐味はこれにつきる」とさえ書いています。

良いですねえ。
とは言え、3時間も散歩するとなると、どこか緑の多いところに出掛けてぢゃないと…ってなっちゃいますけどね。でも近場を3時間ならお買い物も済ませられるなあ。

実に役立ちそうだったのが「辞書を手もとにおく」の章です。
『逆引き広辞苑』ってのはピンと来なかったのですが…『類語辞典』は是非とも手もとに置きたいかも。
ボキャブラリ貧弱な私にはコレは良さそうです。
いっぱいあるのねー。どれが良いんだろ。使っていてコレが良い!とかありましたら教えてくださいませ。
類語辞典

それから、漢字はコレで良いのかなあ、などと迷って手が止まってしまう事が多いのですが、そんな時に役立つのが、新聞社が出している『用語の手引』だとか。コレは必需品かも。

 



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辰濃和男『文章のみがき方』その1 2009.9.15



商品ページよりコピペです。↓↓↓

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を心がけているか。漱石・荷風から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとの明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫…。執筆中と推敲時だけでなく、日常のなかの留意点もまじえて説く、ロングセラー『文章の書き方』の姉妹編。


『文章の書き方』を読み、こちらも読んでみたいと思って図書館で借りました。
2007年10月19日第一刷発行、っつー事で、かなり新しいんですね。なので、参考文献も新しいです。
良い文の例として引用されている文は、同意出来ない部分も私にはありました。
例えば、比喩の上手い使い方の例としては良いのかもしれないけど、その前にきどった文を批判してたのに、これかな~りきどってねーか? みたいな。とは言え好みの問題もありますけどね。比喩の羅列はあんまし好みぢゃないなーとか。
そして、今楽天ブックスのレビューを見てみたら「ですます体」と「である体」の混在について書かれている方がおられました。最後には褒めてましたが、私はこれ、ずっと違和感がありました。
自由にと言ったってなあ…。なんか違うんでねーか?と。しかも文章について学ぶ本で、ですし。
私、村上春樹は一冊も読んでいないのですが、以下の文も賛成できかねました。

村上春樹は「その本を好きになる努力をすること」といっていますが、これは実に大切なことではないでしょうか。悪口もいい、酷評もいい、しかし、本当に大切なのは、その人の書いたものを「正当に評価しようと努力する」ことでしょう。

「正当に評価する」のと「好きになる」とは別の事だと私は思うんですが。
好きになる努力をするという事は、自分に嘘をつく事にはならないでしょうか。
私は最初に感じた感想・感覚を大事にしたいです。
著者と私とは感覚が違うんだな、と思った文をもうひとつ。

 三島が「自分の文章はすべて不満だ」と書き、堀口大学が自分は「駑馬」だと自嘲ぎみに歌い、向田邦子が「ひけ目」を感じていると書くのを知ると、ふっと安堵の思いが胸をかすめます。ありあまる才能をもった人たちでも、自分自身のことをそう見ていたのかという安心感ですね。

あんなに凄い人たちでさえそう思うなんて!と、出てくるのは安心感とは逆のことじゃないのかなあ、と思うんですけどね。

次回へつづきます。



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本多勝一『日本語の作文技術』 2009.9.8

 

『実戦・日本語の作文技術』と、かな~~り重複していました。
2冊読む必要は、あまりないかも。
って訳で、アッサリ行きます。
翻訳については全く同意見でした。以下引用です。

翻訳は【1】まず原文の意味を完全に理解し、【2】それを完全な日本語として建築する――という二つの仕事を、どちらも同じ比重でしなければならない。どちらが不完全でも落第である。ところが、二つとも不完全な訳書がいくらでも刊行されている。当人が原文の意味を理解していないで、どうして日本語として完全なものになりえようか。だからそういう訳書は、日本語として意味のわからないところを原文で当たってみると、たいてい誤訳している。

翻訳ってのは、ほんっっとに大変な仕事だと思います。
その国の言葉がいくら出来ても、日本語の能力がなければ無理ですからね。
それと、おもしろいと思ったのが「and」の入る文の訳し方です。
英語 (この本では「アングル語」と書いてあります) では and はいちばん後ろに付きますが、日本語に訳す場合は最初に来るとすんなり来るんですね。以下引用です。

○出席したのは山田と中村・鈴木・高橋の四人だった。
× 出席したのは山田・中村・鈴木と高橋の四人だった。

○ヘビもトカゲ・カメ・ヤモリ・スッポンも爬虫類だ。
× ヘビ・トカゲ・カメ・ヤモリもスッポンも爬虫類だ。

○黒水引の袋には「御霊前」とか「御香典」・「御仏前」などと書く。
× 黒水引の袋には「御霊前」・「御香典」とか「御仏殿」などと書く。


まだ例文が出てましたが、とりあえずこのくらいで。
にゃるほろ!と思いましたが、以下のはどうなんでしょうか。引用します。

 たとえば「クジラ・ウシ・ウマ・サル・アザラシは哺乳類の仲間である」というとき、アングル語などは「クジラ・ウシ……and アザラシは……」という並べ方をする。つまり and は最後のひとつにつけ、あとはコンマで並べていく。ところが翻訳でもこれと全く同じ調子で「クジラ、ウシ、……そしてアザラシは……」としている無神経な著述家がある。

「そして××は」なら、場合によっては良いんでないか?って気もします。



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本多勝一『実戦・日本語の作文技術』その3 2009.9.6

過剰な和製英語には私も以前から辟易してます。「マニフェスト」とかやめてほすぃ~~。
この言葉が出た当初から、いったい何なんだ?「公約」でどこがいけない訳? と思ってたら定着しちゃいましたよね。(-_-;) すんごい違和感…気持ち悪いっす。何故フツーに日本語で言える事を変な英語にしちゃうんですかい?
(それにしても「子ども手当」みたいな不公平なのがまず出てくるっつーと不安だねえ、民主党。わたしゃ自民にも民主にも入れてないんだけど~)
この著者は私以上にそうとうアタマに来ているようで「家畜人用語」がずらずらと出てきます。
*「家畜語」は沼正三氏の『家畜人ヤプー』からの造語。(訳注より) ちなみにこの小説のレビューをこちらにUPしています。
一部引用します。

 シルバー=シート 掘秀彦氏が朝日新聞に連載した名随筆の題は「銀の座席」(のちに同名の単行本として朝日新聞社から刊行) であった。これは「シルバー=シート」というひどい家畜語 (電車やバスで老人・身障者のすわる席のこと) にアタマにきた掘氏が皮肉ってつけたものである。掘氏は次のように書いている。

 ……だが、一体全体、この英語は何時、だれが言い出したものだろう? さらにこの英語はほんものの英語なんだろうか。手持ちの『英和大辞典』(岩波版) には、さがしても見当たらなかった。これも和製英語かも知れない。何しろ外国語の好きな日本人だ。レストランで、「水を一杯!」とたのんだら、女の子は「アイス・ウォーターですね」と英訳してくれた。ばかばかしいことだと人に話したら、「全くナンセンス」だと言われた。ばかばかしい。
 だから、これからの老人は、男も女も、都会人も地方人も、ある程度、外国語を知らなくちゃ、生きていけない。いや、外国語だけじゃない。日本語だって、変に難しい言葉がお役所なんかでは使われる。けさ、配達された私の居住区の広報は老人福祉の特集号らしい。まず、ボランティアという英語が目につく。読んでいくと「介護」という言葉に二度も三度もぶつかった。「緊急一時介護人」とか「家族の方の介護が十分に受けられない老人」とかいう風に。『広辞苑』を引いてみたが「介護」という字は見当たらない。かばい、まもるという意味の「回護」という字はある。どっちみち、「介護」は老人の世話をするとか面倒を見るとかいう意味だろうが、かんぐれば、「介護」とはお節介と保護を加えて二で割った造語かもしれない。


いやー知らんかったです!「介護」ってフツーにある言葉だと思ってました。
ちなみに「介護」は一発変換で出ますが「回護」はひとつづつ出さないと出てきません。
余談ですが、この前たまたまシルバーシートの前に立ったのですが、その時メールが来まして…(電源切ってませんでした。スンマセン。汗汗) 見ようと思って、そこから離れてケータイを開きまして、たまたまその前があいて座れまして、そこからシルバーシートが目に入ったら…若い人が3人ぐらいかな? 座ってずっとケータイをいじってたんですよ。
なんだか、そんな光景は日常なんですよねえ。(-_-;)
まあ、老人や妊婦、身体の不自由な方が入って来たら即替わるのなら、あいてれば座っても良いとは私も思うんですけど、ケータイの電源を切らなければいけない場所で、何の躊躇もなくへーきでずっと使用してるってなあ・・・。



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本多勝一『実戦・日本語の作文技術』その2 2009.9.4

いまだに「ら抜き言葉」が気になる私。
以下の文には目から鱗と言うか…いやあ、知らんかったです!とりあえず引用です。

「見られる」を「見れる」、「食べられる」を「食べれる」といった「ら抜き言葉」で話したり書いたりすることについて、文化庁国語課は「従来は文法上誤った用法とされてきた」と言っている。つまり「ら抜き」が「乱れた言葉」なのだ。
 嘆息とともに怒りさえ覚えるこの感覚。そもそも「ら抜き」とは何だ。私 (いや俺だ) に言わせれば、「見れる」こそ正しいのであって、「見られる」などは「ら入り言葉」として乱れた欠陥品である。なぜか。
 再びわが伊那弁の日本語で説明しよう。「見られる」と「見れる」は全く別の言葉であって、モとクが異るように両者は厳密に区別されている。つまり「見られる」は受け身であって可能の意味はなく、「見れる」は可能だけであって受け身の意味はない。ところが*東京弁の見られる」は、受け身と可能の双方を意味するから区別がつかず、それだけあいまいであり、区別のためには前後の文脈で考えるほかはない。


ちなみに「東京弁」の所に訳注があり、東京弁は江戸弁と異り、いわゆる標準語として人造的要素がはいっている。この「見られる」にしても、東京でも話し言葉はもともと受け身だけであって、可能は「見れる」だったという見方がある。と書かれています。

次回で多分終わりです。



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本多勝一『実戦・日本語の作文技術』その1 2009.9.2

実戦・日本語の作文技術

これも、ちょっくら文章の勉強でもするかと思って図書館で借りた本です。
『日本語の作文技術』↓と同時に予約し、こちらを先に読みたかったのですが、貸し出し中の為『実戦…』を先に読みました。



『文章の書き方』と違って、こちらはガヂガヂな感じ。ちょっと嫌んなるくらいでした。
かな~~りしつこく「テン」の打ち方などを論じています。
ま、とーぜんこの手の本は、作文技術を学ぶ為に手にとる方ばかりだと思いますが、この本、作文技術と全く関係ない方言についての著者の主張だとか、そういうのが半分くらいあるんですよ。
これはこれでおもしろく読めたのだけど、別の本でやってくれって感じもしますよね…。

テンの打ち方については、私もだいぶ前からなにげに気にしてはいたものの、いやーもうここまでキビシーと辟易しちゃいますね。
でも勉強にはなりました。特に単語の置き換えによって、すんなりわかりやすい文になる点などなど。
以下引用です。

よく「気分にまかせて」テンを打っている人がありますが、論理的な文章を書くためにはテンの原則をきびしく守らなければなりません。テンの原則は次の二つに集約されると私はみています。
 1. 述語にかかる長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界に。(重文の境界も同原則。)
 2. 修飾の語順が逆順の場合に。(倒置文も同様。)


う~~ん、なんだか難しかった。
しかし「気分にまかせて」テンを打っている人がある、というのには、全くその通りでして、フツーに何も考えずに文章を書いていくと、とにかくテンが多くなるんだな、と気付かされます。
私も、この日記を書き溜めし、UPする際にチェックした時にテンを減らすことが多いです。
この本を読んだら、他の人の文のテンも気になってしょうがなくなってしまいました…(-_-;)
次回へつづきます。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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