冨田勲『音の雲』
※私的な話ばかりで全く本の感想になってません。
まず、この本を読むきっかけとなったのは、なにげに父の名前をググッていたら、この本に父が度々登場するらしいという情報を目にしたからです。
冨田勲さんと父とは大学時代からの友人なんです。
こちらにアルバム『月の光』の感想を書いてますが、子供の頃によく家でかかっていて大好きだったのですが、このアルバムを出すのに随分苦労された話が出ていました。
日本のレコード会社にはどこも契約してもらえず、アメリカからリリースされ大ヒットしたのですが、そのアメリカRCAとの契約の実に大きな力になったのが父だったんです。
ぜんっっぜん知らなかったので唖然です。
モーグシンセサイザーを使っての最初のアルバムを世界に売り出し、世界のTOMITAを生み出すきっかけのひとつに父がなっていたなんて、それを全く自慢こいたりしなかったと言うのも、ただただビックリでした。
誇らしいなんて、父と仲が悪かった私の口からは言いにくいけど、もうホント、やっぱり誇らしい事です。
そして小松左京とのコラボコンサート日本武道館での「エレクトロオペラ」、中学生だった私は、父に連れられて観に行ってるんです。
コンサートの帰りにインドカレー屋さんに連れて行ってもらったのを覚えています。
高田馬場あたりだったかなあ。
汁っぽいカレー初体験。めちゃ衝撃でした。
後にスパイスカリー好きになったのも、この時の体験の影響が大きいかも。
こんな記事も書いてます→おうちで本格インドカリー
この本、絶版みたいなので、図書館で借りて読みましたが、母に聞いたら家にあるみたいなのだけど、まだ見つからず(;_;)
とりあえず本返してこなきゃ・゚・(ノД`)・゚・
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