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『カフカのプラハ』 2005.6.23

すっかりカフカづいてる今日この頃ですが、これも図書館で借りてきた、カフカ関連本の1つです。
大変な散歩好きだったカフカの、足跡を辿る一冊です。
カフカは、頻繁に引っ越しを繰り返したみたいで、この本にはカフカの住んでいた所が、きちんと地図と文章で綴られています。
私が見た、黄金の小路のカフカの家は、この本では「錬金術師小路」となってますが、ここの前に住んでいた、金のカワカマス館の部屋の騒音に苦しめられたカフカが、1916年夏に、夜間の随筆用に、妹のオットラと共に借りた家なのですね。

映画館について書いてある箇所があったので、ちと引用などを。

 プラハでは最初期の <活動写真> はホテルやカフェ、デパートなどの仮設会場で上映された。一九〇七年十月、カフェ・オリエントの裏庭に初めて同名の常設映画館が開館し、カフカも数ケ月後にはさっそく訪れている。そのとき上映されたのは『のどの渇いた憲兵』と『色好みの近衛兵』だった。このカフェと映画館はヒベルナー小路 (ヒベルンスカー) 二〇番地にあったが、一九九三年に取り壊されてしまった。
 一九〇八年からは映画館の新設ラッシュとなった。当初はウ・ヴェイヴォドゥ (エキディ小路/イルスカー二番地) のビオ (映画館の当時の呼称) のように、飲食店のホールを利用するところもあった。
 その後まもなくグラン・テアトル・ビオ <エリート> のような立派な映画館も建てられるようになった。この映画館はポジィチ五番地の今も現存そる建物に入っていて、カフカのオフィスのすぐ隣だった。カフカはここで『白い奴隷女』、『やっとひとり ! 』、『ドックでの惨事』を観た。メロドラマ仕立ての短編映画に対して何の偏見ももたなかった彼は日記にこう書いている。<<映画館に行った。泣く。<ロロッテ>。善良な司祭。小さな自転車。両親の和解。法外な喜び>>。


これらの映画を1つでも知っていれば、もっとおもしろいんですけどね。
『カリガリ博士』とかには間に合わなかったかなあ…あまりにも短い人生でしたよね。

カフカの足跡を辿る、大変貴重な本であると共に、この本は、大変すぐれたガイドブックでもあります。プラハに行き、自由時間もたっぷりあるようなら、実に詳しく出ている地図と文章と古い写真での説明を見ながら、プラハを散歩するのは、至福のひとときだと思います。
特にカフカが好きでなくても、プラハを愛したカフカの散歩道は格別に良いと思います。
昔の写真がまた、実に良いんですよ。今と比べてみるのもおもしろいですよね。

ココの自分で撮った写真を見て思い出しましたが、黄金の小路で購入したワニの本抑え、アレかなりイイです。役に立ちます。もう1個買えば良かった・・・。


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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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