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寺山修司 さかさま世界史『英雄伝』その2 2005.7.21

昨日のつづきです~。

コロンブスについては、だいたい同感です。てか、今ではこの意見が主流な気が・・・。(この本の出た頃は、斬新だったかは分かりませんが)
p.8の彼が持ち帰ったのは、梅毒と煙草である。梅毒はアメリカの風土病だったのだが、コロンブス探検隊員によって、スペインやイタリアに持ち帰られた。には、へえ~、と思いました。
昔は随分と大勢の才能ある人達が梅毒に殺されましたが、コロンブスのせいだったのねん。

次のベートーベンについては、これはあんまりだと思ってしまいました。
だって彼は、その気性の激しさゆえに苦しんだのではないですか。
ウィーンの森を散歩する時に、やっと安らぎを見い出したベートーヴェンの (ココを参照)、自分ではどうにもならない性質を攻撃対象にする寺山は、ちとイヤだな、と思いました。

余談ですが・・・、この前なにげにかけてたクイズ番組で、「ベートーベン」との字幕が何度も表示されてたんですが、この点は何ですかーーー?
これじゃ、ベートーが名前がベンか苗字じゃないっすか。
彼はルートヴィヒとゆー名前がちゃんとあって、ベートーさんではないんですが。

次のエジソン。p.37

 森の中をはだしで駆けまわり、自製の電信線を張っていたエジソン少年が、やがて大都会の孤独な生活者たちの声と声とのあいだに電信線を張りめぐらす電話を発明し、見えない人間を実在化し、スクリーンに光と影だけの人間のドラマをうつし出して、幻想に市民権を与えたことを思うとき、私はエジソンの発明を、幸福論としてみないわけにはいかない。
 エジソン自身が言うように、彼の発明は「頭の小さな資本家のためではなく、たのしみのため」につづけられたのであり、それは少年時代から孤独でだれにも愛されなかったエジソンが生涯かかってくりかえしつづけた人間関係の拡張といったことだったように思われる。


とあります。こーゆー文章はうまいっすよね。
エジソンがだれにも愛されず、孤独であったかどうかは知りませんが、しかし、そういう人が果たして電話を好むかどうかは、ちと疑問であります。

<その3>へつづきます。

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(2005/03)
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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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