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雨月物語/春雨物語/浮世床/春色梅暦 其の一 2005.8.4

◆こーゆー冗談みたいに暑い日には、幽霊話がピッタシ?◆

ここまで暑いと、怪談でもホラーでもみんなかかってきても効かねーって気もしますが・・・

私、日本文学には疎く、古典日本文学なんつったら、もうサッパリな訳ですが、今度図書館で溝口健二の『雨月物語』をやるので、ちと観てみたいと思い、その予習にと図書館で借りてきました。勿論現代訳です。
うちにもあるみたいだけど、古文で書かれてるっつーからとても無理。
そんで借りてきたのが、河出書房新社 新装版 日本古典文庫20 『雨月物語・浮世床・春雨物語・春色梅暦』です。
『雨月物語』『春雨物語』上田秋成 円地文子・訳
『浮世床』式亭三馬 久保田万太郎・訳
『春色梅暦』為永春水 舟橋聖一・訳

『雨月物語』は、夏にピッタシな怪談ものですね。
とは言っても、出てくるのは恐ろし~い化け物ではなく。人情味溢れ、義理堅く、風情のある幽霊さんたちなのです。
なんて、これ程有名な話ですから、説明する必要もないかもしれません。
実に人間的であり、気持ちがすんごい伝わってくるんで、入り込んで読めてしまいます。
人の気持ちの繋がりの尊いことよのう。
どーもうまく伝えられなくてもどかしいんですが・・・
足立巻一の<解説>のことばをお借りします。以下引用。

 とにかくそうして秋成は独自の妖異世界を創造したのであるが、そこにこめられた真実とは、人間のやさしさと置き換えてもいいであろう。「菊花の約」に脈打っているものも類のないようなやさしさであり、「浅芽が宿」の宮木や「蛇性の婬」の豊雄や「血かたびら」の平城天皇もそうである。そのやさしさは、作者自身の性情のうちに湛えられていたようにみえる。

「蛇性の婬」なんて好きですねー。「菊花の約 (ちぎり)」とか。
「青頭巾」には、カニバリズムが出てきます。しかし、これがまた、人の苦しみを実に良く表現していて、切ないのです。
「貧富論」なんてのが、またおもしろかったです。お金に関するアフォリズムと言った感じでした。

『春雨物語』もすんごいおもしろいです。
「樊かい (「かい」の漢字がないです。コレです。)」が未完なのが残念です。つづきが読みたい~。

また長くなってしまったので、次回につづきます。


雨月物語・春雨物語・浮世床・春色梅暦 (1976年) (日本古典文庫〈20〉)

 

 

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テーマ : ホラー&怪談:話
ジャンル : 小説・文学

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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