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チボー家の人々『父の死』その2 2005.9.29

*かなりネタバレ。ほんとに注意してねん*

死を「虚無」と考えるアントワーヌに対し、「死」こそが、「思考の苦しみ」から逃れる沈黙のなかでの「安息」となると考える (←解説より引用) ジャック。
父の死を目前に控えた2人の兄弟の違いが、ここで示されます。
以下、再び解説より引用。

なぜ彼は、自分の頭脳に苦しめられ、自殺の思いにとりつかれるのであろうか。それは彼の頭脳が、四六時中、苦しい闘いを続けなければならないからである。

さらに、この解説では、ジャックのこの性質を、スタンダールの『赤と黒』のジュリアン・ソレルを例に出して説明しています。

たとえば『赤と黒』の主人公ジュリアン・ソレルは、大自然のなかへ独りで入って行ったり、社会から隔絶された牢獄のなかに入れられたりすると、はじめて心の平安を見出し、すなおな感情の持ち主になるという、奇妙なところがある。それは、彼が社会のなかに置かれているとき、つねに怒りと反抗のための闘いに追いまくられ、そのための頭脳の「不断の活動」にせきたてられていたからである。


 

『赤と黒』も再読したいなあ。

ここで再び出てくる、安楽死の問題。これでもかと言うくらいに「死」について考えさせられる章です。

そして、ジャックとジゼールとの再会、ジャックのジェンニーとの再会があり、アントワーヌを誘惑しようとするバタンクール夫人が出てきます。
この時は、バタンクール夫人をしりぞけるアントワーヌにブラボーと言いたくなるんですけどね・・・・・。

それでは<その3>へとつづきますです。

チボー家の人々

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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