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加賀乙彦『ドストエフスキイ』その1 2006.1.9

◆癲癇◆

精神科の先生が、何故こんなにも文才に恵まれ、名作を産み出せるのだろうと思った事は以前書きましたが、加賀乙彦は少年時代に小説を書こうとしたそうです。
そして、その後の様々な経験の後、精神科医になったのも、常にドストエフスキーの影響があったそうです。

精神科医の目から見た「癲癇」という病気を通してのドストエフスキー考察は、実に見事。この病気の事なくしては、ドストエフスキーを理解出来ないと言っても過言ではないと思います。
癲癇の発作は、しばしば仕事を中断させられたものの、その結果として、数々の名作が生まれたのです。
以下p.80より引用。

 発作は彼の創作力を奪った。長篇作家として必須の条件である記憶力さえ奪った。しかしその困難の極点において突如、ムイシュキンやキリーロフが生れた。スヴィドリガイロフやスタヴローギンやイヴァンが発想された。そればかりでなく、あとで考察するようにドストエフスキイの重要な作中人物には多少とも癲癇性格の刻印があるのだ。癲癇という強大な破壊力をもつ病気が、むしろそれあるがためにすばらしい創造がおこなわれるみなもととなったのである。

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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