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『阿部定事件』~愛と性の果てに~その5 2006.6.13

まずはその4の予審調書からの引用を読んでくださいませ。

作者は阿部定が竹内金太郎という優れた弁護人を得たことは、非常な幸運であった。と書いています。
その竹内弁護士、後年、記者に次のように語っていたそうです。
「あの裁判には誤審がある。あれは殺人ではなく、たんなる傷害致死で、せいぜい三年ぐらいの刑が妥当であった」

そして、著者の伊佐千尋は、こうも書いています。

 確かに、予審調書を読んでも、定に殺意があったとは認められない。殺したことは動かせない事実だが、殺意があったとは彼女はどこにも述べていないのである。
 性の遊びから、つい度が過ぎて過ちを犯してしまった、というのが自然な見方ではなかろうか。
「お定は初めから終わりまで、殺意というものはなかった。彼女の心を占領していたものは、いかにして彼女の愛欲を満足させ、楽しむかという一事だけで、殺意がないかぎり、法律上の殺人罪は構成しない」
 という見方が、正しいように思う。


エーーーッ ! ? って感じっすよ。わたしゃ目を疑いました。
どこをどうとって、殺意がなかったと言えるのか、全く理解に苦しみます。
(後に読んだ「正伝」に出ていた、坂口安吾の意見も同様にビックリ。後々UP予定ですが。)

この男性の方々の一様なお定援護は、一体何なのかと。もう揃いも揃ってなんですよ。
殺人犯でも、美人で色っぽいと、こうまで盲目的な見方をされるものなんでしょか?

次回この本の最終回につづきます。阿部定事件については、まだまだつづいちゃいます。(^^;)
この事件はハマる。


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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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