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【本】風と共に去りぬ その8 2006.8.2

スカーレットのどこに惹かれるかと聞かれたら、大方の人が「強さ」と答えるのではないでしょうか。
彼女はつまらないプライドなど捨てて、がむしゃらに生きていきます。
以下引用。

 スカーレットは、彼女自身もまた非情に変化したことを知っていた。さもなければ、この前アトランタを去っていらいやってきたようなことは、できなかったはずだ。さもなければ、いま彼女が絶望的にやろうと思うことなどを思い立つはずはなかった。しかし、彼らの頑固と彼女のそれとは異なっていた。しかし、どこが異なっているのか、現在の彼女にはわからなかった。おそらく彼女はどんなことでも敢然とやってのけるのに、彼らは、それをやるくらいなら死を選ぶほどやりたくないことが、たくさんある点だろう。おそらく、それは、彼らが、すでに希望がないのに、なお人生にたいしてほほえみかけ、うやうやしく頭をさげて通り抜けようとする点だろう。それがスカーレットにはできなかった。
*太字は私。

それで彼女は嫌われる訳ですが、なんと言う酷な選択肢でしょう。
以下の引用は、私も若い頃には、よく思っていた事です。
人の事ばかりに関心がある人って、よくいるんですよね。

「なぜ、マミーは、あんなに騒ぎたてるのかしら? なぜ人々は、あたしのことというと、まるでホロホロ鳥が寄りあつまったみたいに、やかましくいいたてるのかしら? だれと結婚しようが、なんべん結婚しようが、それはあたし自身の問題じゃありませんか。あたしは、いつも、自分だけのことしか考えないわ。、ほかの人たちも、自分自身のことだけ考えればいいじゃありませんか」

壮大な歴史小説でもあり、奴隷解放という問題を、別の面から描いている興味深い小説でもあります。
奴隷解放は良い事で、リンカーンは英雄だとの捉え方をしている、例えばドラマの「ルーツ」等を私は思い出したのですが、別の面から見てみれば、またいろいろと考えさせられます。
奴隷解放問題については、是非5巻に出ている解説の504ページを御覧くださいませ。

解説によれば、マーガレット・ミッチェルは、この作品を書くにあたって、『戦争と平和』の影響を最も強くうけたと言っているそうです。
これも前から読もうと思っていた作品です。これを機会に読んでみようかと思っています。
(図書館で2巻まで借りたですよん)

戦争と平和(1)改版
戦争と平和(2)改版
戦争と平和(3)改版
戦争と平和(4)改版

それにしても、この長編、よくぞここまで素晴しい映画にしたものです。
小説を先に読んでないので、何とも言えませんが、私には、主役から脇役まで、皆イメージ通りに思えます。
壮大なタラという土地、厳しい中にも活き活きとしていて、そんな中にもユーモアもたっぷりな雰囲気を、ほんっっとによく描いていますよね。小説を読みながら感心しまくりでした。

    

 

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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