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『戦争と平和』その2 2006.9.19

この話は、社交界から始まり、戦場、そして平和な家庭、という感じでしょうか。
社交界シーンの中、ちょっとシャレた言葉が1巻に出てきましたので、引用します。

女というものは自分の年齢のことを言ったあとは、何かを期待しながら、きまってちょっと口をつぐむものである。

あーわかる~~。なんとなく~。

私は、映画では、オードリー・ヘプバーンのはちゃんとは観ていなくて、ソ連のものを観ていて、大変素晴しかったと記憶しているのですが、ナターシャ役のリュドミラ・サベリーエワは、『ひまわり』で、マストロヤンニの奥さんになってる人なんです。
全然印象が違うので、気付かないですよ~。

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映画では、ずっとナターシャを見守るピエールがいいなあ、と思いましたが、小説では、アンドレイ公爵の頭の良さに惹かれました。
そして、トルストイを今まで避けてきた理由が「純粋に神様寄り」という印象で、苦手意識を持っていたのですが、そういう部分はちらほら見られました。
アンドレイのような人が、突如として神様を信じるというのが、ちと疑問に思います。以下引用。(*ネタバレ気味です)

『これはどうしたのだ? おれは倒れるのか? 足をすくわれたようだ』こう思いながら、彼は仰向けに倒れた。彼は、フランス兵たちと味方の砲兵たちの肉弾戦がどのような結果に終ったか、赤毛の砲兵が刺し殺されたかどうか、砲が奪取されたか、それとも救われたか、見たいと思って目を開けた。しかし彼には何も見えなかった。彼の頭上には、空のほかは、----灰色の雲がゆるやかにわたっている、明るくはないが、やはり無限に深い、高い空のほかは、もう何も見えなかった。『なんというしずけさだろう、なんという平和だろう、なんという荘厳さだろう、おれが走ったり、叫んだり、戦ったりしていたときとは、なんという相違だ。フランス兵とロシア砲兵が恐怖と憎悪に顔をゆがめて洗杆の奪い合いをしていたときとは、なんという相違だ、----あのときこの無限に高い空をこんなふうに雲がわたってはいなかった。どうしておれはこれまでこの高い大空に気がつかなかったのか? やっとこの大空に気がついて、おれはなんという幸福だろう。そうだ ! この無限の大空のほかは、すべてが空虚だ、すべてが欺瞞だ。この大空以外は、何もない、何ひとつ存在しないのだ。だが、それすらも存在しない、しずけさと平和以外は、何もない。おお、神よ、栄えあれ ! ……

すごく良いシーンと思い読んでいると、ありゃ、と言う感じでした。(^^;)
また、もうちょっと先の3巻で、こんな独白も出てきます。

『あわれみ、兄弟たちや愛する者たちに対する愛、われわれを憎む者に対する愛、敵に対する愛----そうだ、これは地上に神が説いた愛だ。妹のマリヤに教えられたが、理解できなかったあの愛だ。これがわからなかったから、おれは生命が惜しかったのだ。これこそ、おれが生きていられたら、まだおれの中に残されていたはずなのだが、いまはもうおそい。おれにはそれがわかっている ! 』

次回につづきます。

新潮文庫 工藤精一郎・訳で読みました。
戦争と平和(1)改版
戦争と平和(2)改版
戦争と平和(3)改版
戦争と平和(4)改版

こちらの岩波文庫の新訳が、読みやすいと言う評判です。
戦争と平和(1) 戦争と平和(2) 戦争と平和(3) 戦争と平和(4) 戦争と平和(5)
戦争と平和(6)

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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