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『戦争と平和』その7 2009.9.28

アンドレイに共感する所が多かったので、どうしてもアンドレイのセリフや独白の引用が多くなりますが、以下もアンドレイ公爵とピエールとの会話より、アンドレイのセリフです。

「ああ、きみ、このごろぼくは生きているのが辛くなった。あまりにも多くのことがわかりかけてきたのだよ。人間は知恵の木から果実を食べすぎると、よくないのだな……---後略---」

そうなんですよね。人間知らない方が幸福だと思うことってありますよね。
しかし、たとえそれが辛い道だとしても、「知る」方を選びたいとは思います。

次はアンドレイ公爵の妹である、公爵令嬢マリヤ。
彼女の神経質で真面目な性質、共感する所も結構あります。
大事な用事の前には、私も狼狽えて、くよくよと考え過ぎる傾向があります。

公爵令嬢マリヤは、彼が言うであろう言葉と、それに自分が返す言葉とを、あれこれと思いめぐらしてみた。するとそれらの言葉が不当に冷たいと思われたり、あまりにも意味深長すぎはしないかと思われたりするのだった。彼と会う際に何よりも彼女が恐れていたのは、彼を見たとたんに、すっかりうろたえてしまって、そんな気が彼女はしていたのだが、不様な自分をさらしはしないかということであった。

これから起こる会話を想像することって、結構ありますねー。その時になったらスッカリ忘れてたりするんですが…(笑)
次の一文ですが・・・

 捕虜になってから、バラックの中で、ピエールは、人間というものは幸福のために創られているのだ、幸福は自分自身の中に、人間の自然の要求をみたすことにあり、いっさいの不幸は不足からではなく、ありあまることから生じるのだということを、頭脳によってではなく、自分の全存在によって、生命そのものによって知った。

この「いっさいの不幸は不足からではなく、ありあまることから生じるのだ」に、唸らされました。
なるほど、その通りかもしれません。

戦争と平和

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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