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ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』●サド● 2004.12.17

★やはりサドはサドであった! ★

もうなんつーか、ブレイクとかサドって、作家、詩人としては勿論の事、人間として特別変わってておもろいんだと思います。

サドの作品の本質とは破壊することだとバタイユは書いています。
サド自身、消滅する事を望んだ事が、次の遺言書からわかるのであります。

「墓穴を埋めたあとは、その上に樫の実をまき、やがてその墓穴の場所が旧態に復し、そこに茂みが生いしげると、わたしの墓のあとすら地球の表面から消え失せてしまうようにとりはからってほしい。それというのも、わたしは、自分の思い出など人間どもの記憶から消え失せてしまうことを、心ひそかに期しているからである」

バタイユは、サド作品の単調さについて繰り返し述べています。

<<ただはてしない退屈な枚挙だけが、彼の激情の目ざしている空無 vide もしくは砂漠を、彼の目の前に展開して見せる徳性をもっていたのである。>>

また、クロソウスキーもこう言っています。

<<そこには、いやになるくらいに一律な鋭い緊張がたえず支配し、はじめから、人間を限界づけている諸関心から超脱してしまっているのである。>>

抑揚のない、単調さの連続だからこそ、サドは恐いんですよね。

おそらくサドは、作品のようなとほうもない残忍さはなかったであろうが、次のようなエピソードもあるのである。

<<彼が年若い乞食女ローズ・ケレルを小刀で切りさいなみ、その傷のなかに熱い蝋を流しこんだという事件もある。>>

ひゃー。

また、そのローズ・ケレルの証言では、快楽のきわみに到達した時の彼の口からほとばしり出る酷薄無惨な叫び声のことを物語っているそうです。

そのサドの最高傑作と言ってもいいかもしれない『ソドム百二十日』
これ、サドのバスティーユ獄房の移動で、草稿が失われた事があるんです。後にこの草稿は発見され、だからこそ出版もされ私達に知れ渡っているのですが、サドは永久に失われてしまったと思いこみ、すっかりうちのめされてしまったそうです。
「天から割りふられたもののなかでも最大の不幸」と述壊し、「血の涙」を流したと言い、そしてそのまま彼は死んだそうです。

サド作品の映画化で、これ以上の出来は絶対にないでしょう!!↓ この映画、サドに観せてみたかったという声は良く聞きますが、バタイユも観たら何て言ったでしょうかね。観せてみたかったです。



また、今まで観た映画の中でも、これ以上恐い映画には出会ってないんではないか、と思います。
とこみんさん、トラバさせていただきますね!
こちらです。

ちょっとうろ覚えですが、この映画を観て事件起こした人いましたよね?その時に澁澤龍彦が「この犯人は原作を読んだのだろうか」と言ったと言うエピソードがあったと思います。

こちらは、確かDVD『ソドムの市』の監修もやっている、ぎろさんの、めちゃめちゃ詳しいすごいパゾHPです。
そこからソドムの市のページに飛べます。心臓の弱い方はやめといた方が・・・
それと、食事中、食事前の方もやめといた方がいいっす。(^^;)

こーゆー所もありますぜ。

マルキ・ド・サド



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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