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『《ドラキュラ公》ヴラド・ツェペシュ』その4 2006.11.2

もしかしたら、コッポラの『ドラキュラ』のモデルになったのではないか、と思われる話が出てきました。
以下引用。

 ポエナリ地方にはドラキュラ城の陥落にまつわる数多くの伝承が残っている。それによると、落城時のありさまはつぎのようであった。
 攻撃側のトルコ軍イェニ=チェリ部隊に、ヴラドの遠い血縁にあたる男がいた。彼はトルコ軍にとらえられて奴隷とされ、兵士の訓練をうけたものだった。彼はトルコ軍の一斉攻撃がさしせまっていることをヴラドに知らせようと、月のない闇夜にまぎれてポエナリの絶壁をよじのぼり、遠くにかすかに灯火のみえるドラキュラ城の窓をねらって矢を射込んだ。矢先きには危険がせまっているのでただちに城から脱出するようにと告げた手紙がむすんであった。矢が窓に射込まれたと思われる瞬間、灯火が消えた。奴隷の男は、矢が相手に確実にとどいたことを確信した。やがてふたたび灯火がともされ、ヴラド夫人らしい女性が奴隷からの手紙を読んでいるらしかった。妻は夫に手紙の内容を知らせた。落城が近いことを知った妻は、トルコの捕虜になるよりは死を選ぶといって、天守閣から身を投げた。妻のからだは絶壁をころがりおちて、アルジェシュ川にいたった。地元のひとびとはあたりの川原をリウル・ドワムネイ (公妃の川) と呼んでいる。


なお、ヴラドは抜け道を教えられて、トランシルヴァニアをめざしたとか、脱出のときに妾腹のおさない男児をともなっていた、とかいう話だそうですが、このエピソードは事実に反し、当時ヴラドが妻帯していたかどうかも不明だそうです。
映画のネタバレになりますが・・・
コッポラの『ドラキュラ』では、夫が戦死したと聞かされての身投げだったので、少しこの話とは違いますが、妻が身投げするという話のヒントになったかも、と思いました。


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60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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