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吉川英治『三国志』3巻 其の二 2006.12.21

関羽に贈り物攻撃をして、自分に靡かせようとする曹操は、結局はそういうやり方しか出来ない哀れな面を持ち、この後も同じ過ちを繰り返すのです。
しかし、関羽に対して、きちんと約束を守った曹操は、立派にも思えました。それだけ関羽に惚れ込んだからでもあるのですが。
関羽は実に一本気で男らしいです。揺らがない精神がカッコイイです。
関羽もほとほと手を焼いているように見える張飛。以下は、その張飛に対しての愛情がうかがえるセリフです。

「何の、それがし如きはまだいうに足りません。それがしの義弟に燕人張飛という者があります。これなどは大軍の中へはいって、大将軍の首を持ってくることまるで木に登って桃をとるよりたやすくいたします。顔良の首など、張飛に拾わせれば嚢の中の物を取りだすようなものでしょう」

吉川英治は人物の描き方が実に見事で、その特徴、おもしろさを、適格に表現していると思うのですが、以下は主役玄徳に関してです。

 玄徳の特長はその生真面目な態度にある。彼の言葉は至極平凡で、滔々の弁でもなく、なんらの機智もないが、ただけれんや駆引きがない。醇朴と真面目だけである。内心はともかく、人にはどうしてもそう見える。

それぞれが完璧な英雄として描かれておらず、人間的な面が見える所が親しみを持って読める所だと思います。


       

    

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テーマ : 歴史小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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