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吉川英治『三国志』4巻 2006.12.22

私、恥ずかしながら三国志で元々知っている名前というのが、諸葛孔明ぐらいなもんなんで (恥)、最初に「孔明の巻」とあるので、いよいよ登場か、とワクワクしながら読んだのですが、実に待たされました。名前が出てきたのもだいぶ後だし、それから登場まで、かなーーりじらされました。
しかし、玄徳との出会いのシーンは、良いですね。いちおネタバレしないでおきますが。

3巻の感想で、人の描き方が実に見事と書いたのですが、以下は袁紹に関してです。

 焦眉の急をそこに見ながら、袁紹には果断がなかった。帷幕の争いに対しても明快な直裁を下すことができなかった。
 彼とても、決して愚鈍な人物ではない。ただ旧態の名門に生れて、伝統的な自負心がつよく、刻々と変ってくる時勢と自己の周囲に応じてよく処することを知らなかった日頃の科が、ここへ来てついに避けがたい結果をあらわし、彼をして、ただ狼狽を感じさせているものと思われる。


その人物描写は、以下の孫乾のセリフにも表れています。

「呂布は、人道の上において、正しき人であったか。曹操は真の忠臣か。袁紹は、世を救うに足る英雄か。---後略---」

筋とは関係ないのですが、「もと木に勝るうら木なし」という言葉、ちょっとおもしろいので訳注より引用。

 何度取り替えてみても、やはり最初の相手がいちばんよいということで、多く男女関係についていう。

ちなみに、もと→本、うら→末、です。


       

    

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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