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『きものの花咲くころ』その一 2006.12.26

はっきし言って着物に夢中です。
パリコレだとかいろんなファッションを新聞や雑誌で見かける度に思う訳です。
「着物にはかなわない」
これ以上素敵なファッションってあり得ないんじゃないかとまで思ってしまふ今日この頃です。
これは讀●新聞に記事が載っていたのを読んで、惹かれて購入し、三国志の合間に読みました。
「主婦の友」創刊から90年分の記事からの抜粋です。大正から平成までですぜ。
小津や溝口映画に出ている女優さんがズラリ。眺めるだけでも楽しい上に、きものエッセイや当時の商品宣伝などなど、大変楽しめます。
演技派と言われる前の田中絹代は、結構着物モデルやってらしたみたいで、ちょくちょく載っておりました。おそらく『大学は出たけれど』の頃だと思うのですが。


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瀬戸内寂聴さん、当時の晴美さんの、1965年の連載エッセイは、今読んでも全然古く感じないのが驚きです。女優さんたちの写真と共に楽しめます。
この前亡くなった、ゆかた姿の岸田今日子の、なんと綺麗な事!
年配の方のゆかたを見る度に、素敵なのばかり!と思ってしまうのですが、白地に紺の模様がほんっっとに素敵です。赤い帯も、とっってもマッチしていて、キチッと帯締めをしている所も流石な着こなしです。
瀬戸内さんも「色はあくまでも白と紺、他の色の入ったものは、物ほしらしく野暮ったく、見苦しい。子供のゆかただって、白と紺のほうが色物よりはるかに美しいし、可愛らしく、フレッシュである。」と書かれていますが、ほぼ賛成。佐々木昭一郎のドラマに出てくるような、白地に赤も素敵だと思うんですけどね。最近のドぎつい原色使いは、どーも暑苦しく感じます。今は昔よりも暑くなっていると言うのに。
瀬戸内さんの文から、もうひとつ引用します。

 まちがってもゆかたを着る時はパンティーのゴムの形などきものにひびかせないでほしい。ごわっと糊のきいたゆかたの中に、やわらかな女の?の線がほのみえる時、あるいは?のかたちのままに、もうひとつの皮膚のようにぴったりとまといついたちりめんゆかたの中に女のなま身のゆれるのを感じる時、ゆかたはいのちの艶をかがやかせてくれる。
 ゆかたの美しさは清潔の一語につきるのではないだろうか。ゆかたの時、マニキュアやペディキュアの色がうるさく暑くるしくみえるのもそのせいだろう。素肌に下着の厚ささえ拒否するようなゆかたのさわやかさは、化粧のあとさえうっとうしく思わせる。ゆかたの時はあくまで洗いぬいた皮膚の素肌を感じさせるようなかくし化粧のゆかしさがほしいし、香水や、髪油の匂いは拒否してほしい。


惚れ惚れする色っぽい文章です。長くなったので、次回につづきます。


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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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