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パゾリーニ『生命ある若者』その1 2007.1.22

パゾリーニと言えば映画監督ですが、映画監督である前に、作家で詩人だった事は、もしかしたら、あまり知られていないかもしれません。
作家の延長が映画だったといった感じもある監督です。
この小説『生命ある若者』は、そんなパゾリーニの小説作品としては、最初に出版されたものだそうです。1955年に発表されたものです。
『アッカトーネ』の原点はココにあったのですね。
下層プロレタリアートで必死に生きている若者たちが描かれている小説です。
*本の『アッカトーネ』の感想、こちらこちらにUPしています。

『アッカトーネ』を観た時に衝撃だったのは、上から彼等を見下ろしているのではなく、完全に彼等の中に入り込んで撮っているように感じた事でした。
真の理解は、外部にいて想像するだけでは得られないと思います。
『アッカトーネ』に出演している人たちも、プロの俳優ではなく、実際にそこで生活している素人たちであり、パゾリーニの映画第一作目が『アッカトーニ』です。
その後、パゾリーニ映画に欠かせない俳優となったのが、主演のフランコ・チッティですが、彼に出会ったのが、パゾリーニ28才の時、1950年に、ローマのスラム街に母と共に移住してきた時です。
そこでチッティ兄弟と親しくなり、方言や隠語などを教わったそうです。

この小説『生命ある若者』は、『アッカトーネ』のフランコ・チッティがそのまんま飛び出してきそうな小説です。あの世界そのままという感じ。
社会の底辺で生きる人たちを、あそこまでリアルに描いたという点で、パゾリーニファンでなくても貴重な一冊だと思います。

パゾリーニの遺作となったのが、あの超問題作『ソドムの市』ですが、残酷・グロ面にばかり目が行きがちな映画だと思いますが、芸術性の高さにも驚かされます。



『生命ある若者』を読んでいて、驚くほど美しい文が所々に出てきました。
そんな文章などを次回引用したいと思います。




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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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