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桐野夏生『グロテスク』その2 2007.4.11

こちらのつづきです。
共感したり、にゃるほど!と思った箇所を六ヶ所ほど引用して終ります。

 大人になっていないわたしたちは、傷付けられるのを何かで防御し、さらには攻撃にまで転じなくてはならないのです。

 娼婦になりたいと思ったことのある女は、大勢いるはずだ。自分に商品価値があるのなら、せめて高いうちに売って金を儲けたいと考える者。性なんて何の意味もないのだということを、自分の肉体で確かめたい者。自分なんかちっぽけでつまらない存在だと卑下するあまり、男の役に立つことで自己を確認したいと思う者。荒々しい自己破壊衝動に駆られる者。あるいは、人助けの精神。その理由は女の数だけ存在するのだろうが、私はどれでもなかった。男に欲せられることによって容易に欲情し、性交が好きでたまらない私は、できる限りたくさんの男たちと一回限りの性交をしたいと願っている。要するに私は深い人間関係にまったく興味がないのだ。

↑他にもこういう人、いるんじゃないでしょか。

自分の身の丈に合ったことは何か、を常に考えている人間には悩みなど生まれません。日光が足りなくて光合成ができないのなら、その植物は枯死するしかないのです。間引かれる運命になりたくなければ、光を遮る丈の高い植物を倒すか、光合成をしなくても生きられるものに存在を変えるしかないのです。

すべての原因は、その人間を形作っている核とでもいうべきものに存するのではないでしょうか。

恋のために人は道化になってしまうのです。

とどのつまり、自分だけ幸福になりたい人が宗教に行くのではないでしょうか。違いますか。

東電OL殺人事件に関しての、ちゃんとしたノンフィクションが読みたいです~~


  

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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