スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

井原西鶴『好色一代男』暉峻康隆 訳・注 其の一 2007.4.12

*とりあえず18禁で。

少し前に、溝口の『西鶴一代女』を観て、これは是非とも原作が読みたい!と思い、たまたま図書館に行った時に、この本はなかったのですが (別館にあるのを予約入れました)、その時あった西鶴の『好色一代男』と『西鶴置土産』をパラパラとめくると、これはおもしろそう!と思い、思わず先に借りてきました。

    

小学館ライブラリーという本、文庫本サイズかと思いきや、びみょーに長いんですね。なのでブックカバーに入らず・・・図書館の本だからセロテープでびっしりとめてあって裏っ返しにも出来ず。「好色」の文字がデカデカと。フロに入っている女性を覗く主人公、世之介の表紙・・・
次の日持って行きたかったので即席で「餃子半額!!」とか書いてある広告をブックカバーにしました。(勿論裏の無地の方ですよん)

これが西鶴の処女作だそうです。若い頃から俳諧などでは才能を開花させてたそうですが、この小説は41才での処女作だそうです。
そして、これは、頼まれて書いたものではなく、書きたくて書いた作品で、私家版でこっそりと出版されたのが、たちまち評判になったのだとか。挿し絵も西鶴が描いています。

主役の浮世之介、略して世之介は、ドン・ファンにも勝ってるんじゃないかと思うのですが・・・以下引用です。

六十歳までにたわむれた女の数が三千七百四十二人、男色の相手が七百二十五人であったことは、その日記で知られる。幼いころから引き続いてザーメンをかい出し、よくも命があったものだ。

ぬわんと、七歳から始まってますからね。
江戸時代の言葉もいろいろわかって、おもしろかったです。例えば・・・

 「新枕」・・・初契り
 「姫始め」・・正月二日の男女の交わり始め。
 「張型」・・・男根を模した女性用の性器具。象牙や水牛の角製。

あは。ここなんて爆笑でした。

 世之介が紅の緒をといてみると、七寸二、三分もある先太の張型で、何年か使いへらして先のちびたやつであった。すっかり毒気を抜かれて、
「なんです、これは」
というと、
「だって、この張型様を使う時は、死んでしまいそうな気がいたしますから、命の敵じゃございませんか。どうぞこの敵をとってくださいまし」


もろな描写は一切出てきませんが、色っぽいっすよね。(*^^*)
浮き世絵のように明るくカラッとしたエッチな本で、大変楽しく読了しました。

次回、あまりにスゴイしくみだ!と驚いた所を、ちと長めの引用をしたいと思っております。

   

クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。