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井原西鶴『好色一代男』暉峻康隆 訳・注 其の四 2007.4.19

「衣裳重ね」という行事も出てきます。
九月九日の菊の節句の前後三日間、揚屋の太夫・天神が小袖や文庫や硯箱などを飾る行事だとか。

それから「入れ墨」について。こちらは巻末の「鑑賞のしおり」より引用です。

 俗に入黒子という入墨は、爪よりも心中としては重いだろう。入墨をする場合は、思う男に文字を書かせ、その筆跡を彫り入れるのを本意とした。針または剃刀を用い、左右の腕または指の股に彫り入れた。おおむね男の名を略し、勘兵衛ならばカンサマ命、平兵衛ならばヒラ命と、下に命の字を添えたのは、「命にかえて」または「命かぎり」のむ心である。
 その入墨をほかの客に見つけられ、ぜひ消せといわれた時、入墨の男が来なくなっても差しつかえないと判断したら、艾で焼き消して、新しい男の名を入墨したというのであるから、その虚実を呑み込んで、女郎に入墨などさせないのが、ほんとうの粋というものである。


遊女が客をどれだけ思っているかを、こういう事で示す訳ですが、「爪よりも」とありますが、これは「放爪」と言って、爪をはがして客にやるのだそうです。(ぎゃあ)
ところで、誰々命って、今でも便所の落書きなどによく見かけますよね!

小説は訳注と行ったり来たりが面倒ながらも、楽しく読めましたが、この「鑑賞のしおり」がなかなか読むのが辛かったんです。
遊女の事などが大変詳しく出ているのですが、きちんと数字を出すのは良いのですが、文章で説明するより、地図や表でわかりやすく出ていたら良かったのになあ、と思っていたら・・・こんなわかりやすいサイトを見つけました。
すんません、勝手に拝借。こちらです。
これは吉原について詳しく書かれていますが、他に遊廓は、京都の島原、大阪の新町がトップに位置していたようです。
日本中の遊廓を制覇し、最後には女護が島へ渡った世之介は、まさに多くの男性の夢ではないでしょうか。ちなみに、世之介の父親が「夢助」というんです。

   

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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