スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

井原西鶴『好色一代女』其の四 2007.5.3

*18禁でお願いします

◆埒をあける◆

「埒をあける」という言葉を、澁澤龍彦が『悪徳の栄え』の訳で、性的な意味で使っているのですが (こちら) 、これを読んでいた当時、mixiの澁澤コミュで話題にした所、この言葉を性的な意味で使ったのは澁澤先生のセンスによるのではないか、という話に達した訳ですが、ぬわんとっっ、この井原西鶴の『好色一代女』で、まさに同じ意味で使われているのがわかりました!!
これは自分にとって、実に嬉しいおもしろい発見でした。以下、例によって古い新訳より。

耳をつかまへて引き寄せ、腰の痛むほど撫で擦って、もやもや仕懸けたけれどさりとは情なく、どうしても埒が明かなかつた。
 かうなると何だか残り惜しく、まだ日が高いからと言って聞かして、股の間に手を差し込んだところ、急にむくむくと起き上がつたので、首尾かと思つて待ちかねてゐると、爺はもう諦めたのか、


ところが、富岡多恵子の新訳では、この言葉が使われていないのが、ちと残念でありました。↓

親仁の耳を引きよせ、腰の骨が痛くなるほど愛撫して、興奮させるべく工夫いたしましたけれども、いっこうに効き目がありません。

ちなみに、いちばん古いのは、こうでした。

耳とらへて引きよせ、腰の骨のいたむ程なでさすりて、もやもや仕掛けぬけれどもさりとは不埒、

他にも
うれしく御枕をかはせしその甲斐もなく、いまだ御年も若うして地黄丸の御せんさく、ひとつも埒の明かざる事のみ、此の上ながらの不仕合せ、

いやな男には顔振ってひとつの埒あけさすまでは、天井の縁をかぞへて、外なる事に心をなして、うき世に濁りて水の流るるごとく身を持ち、

などなど、ちょくちょく出てきました。
色っぽい話題、つづきます。


   

クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。