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井原西鶴『好色五人女』 2007.5.11


好色五人女全釈
好色五人女

『好色一代女』目当てに借りた、集英社版『富岡多恵子の好色五人女』で読みました。ハードカバーです。
一代女が本当に「好色」であるのと違い、こちらは五人皆、一途に恋する女たちであり、「好色」とは違う感じでした。
実在の五人の女性を描いているそうです。以下、<解説> より引用します。

巻一は姫路でおきたお夏清十郎の悲恋物語。巻二は大阪天満の樽屋の女房と麹屋長左衛門との姦通事件。巻三は京都の大経師の女房おさんと手代茂右衛門 (実説は茂兵衛) との姦通事件。巻四は江戸の八百屋お七と吉三郎の悲恋物語。巻五は鹿児島のおまん源五兵衛の恋物語で、実説は心中事件である。すぐに演劇や歌祭文にとりあげられ、読者周知の話ばかりである。

巻三のおさんの話は、溝口の『近松物語』によく似てるなあ、と思ったのですが、やはり同じ話なのでしょうか。



「お夏の恋」より引用です。

 尾上の桜が咲いて、人妻たちは着物自慢、器量良しの娘をもつ母親は娘自慢で、花を見に行くのではなく、他人に見られにいくのが当世風の花見である。女は化粧や着物で化けるので、姫路城に住みついているという狐も、逆に女に化かされてしまうだろう。

にゃるほど~~!しかしこういう女性が増えると、花見客の楽しみも増えるというものですね。

お次は「おまんの恋」より、こんな色っぽい文が!

考えてみると、女の大事な場所にはだれもいやといえぬ落とし穴があって、お釈迦様も片足くらいは滑りこまれるかもしれない。

旧文で読んでみたい文でした。
最後に、うらやましすぎ~な源五兵衛の悩みの引用で終わります。

 源五兵衛は、うれしくもあるが、やりきれない気もする。それは江戸、京都、大阪の太夫をひとり残らず身請けしても、また芝居の興行主をして大損しても、自分一代では蔵の金をとうてい使いきれそうにないからなのである。なんとかして使い減らしたいのだが、そのためのよい思案も浮かばない。いったいこれはどうしたものであろうか。

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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