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佐野眞一『東電OL症候群 (シンドローム) 』その2 2007.5.25

作者が「ファラ・フォーセット似の女性記者」と称するバレリーさんの発言が、なかなか興味深かったです。

 バレリー 日本にはいいところがたくさんあります。アメリカに比べてとても安全ですし、アイヌなどの少数民族もいますが、基本的に単一民族ですから、アメリカほどアグレッシブではなく、みんな協調性があって住みやすい。しかしその一方、難かしいところもいっぱいあります。第一に個人の自由が確率していない。誰かが、人と違うことを言ったりやったりすると、すぐに批判を受ける。やはり単一民族ということが影響して、異分子を排除するという方向にある。異分子がいると、いじめに遭う。アメリカにももちろんいじめ問題はありますが、日本ほどシステマティックに、みんながターゲットにして……。
 佐野 寄ってたかってという?
 バレリー ええ、そうです。そういうことはアメリカではありえない。アメリカにはいつも自分とは違う「他者」が存在しているので、何かが排除されても、その者と同調する者が必ず現われる。日本はとても豊かな国ですが、それにもかかわらず、住むスペースがとても狭く、高い。そして通勤時間は長い。そのために、レジャー、遊ぶ時間があまりない。休みはたくさんあるけれど、みんなが一緒に休むので、本当に休むのは難しい。自分は外国人として日本に住むのはとても気分がいいのだけれども、日本人として住むのはとても難しいと思います。


休みは少ないと思うんですが・・・。
被害者が、東電から日本リサーチ総合研究所に出向させられた事があるのですが、その時のアルバイトさんの発言が、なかなかこの東電OL像に迫っています。まあ、もっといろんな人に聞いてみないとわからないとは思うのですが。(名前はやはり伏せ字にしときますか。別に良いとは思うのですが、1度ああ書いた以上は。(^^;))

「私は八七年の秋からリサーチのアルバイトをしていました。**さんのことはそのとき聞きました。今度、東電からすごく優秀な女性が出向してくる、って。けれど、**さんは仕事ができる人ではありませんでした。プライドばかり強くて、上司からすれば面倒な人だったと思います。経歴はたしかにエリートですが、協調性というものがまったくない。リサーチでの人間関係は全然うまくいっていませんでした。組織にとっては手に負えない人でした。とにかくコミュニケーション能力というものがまるきりないんです。
 **さんの主な仕事は、原稿を書き、印刷所からあがってきたゲラを校正する仕事でしたが、彼女は校正ではなく、そこで推敲してしまうんです。ですから、ゲラはいつも真っ赤っかで、いつまでたっても報告書は出ませんでした」


次は、「東電OL殺人事件」の読者数名と、作者が会って話した話が出ているのですが、その内の1人の発言が、被害者の二重生活の理由って、案外こういう事なのではないか、と私は思いました。

「女性にだって男の人と同じように性の衝動があります。もう少し若かったら、ソープランドに働きに出て、性のはけ口にしようと思ったこともあります。三十五歳で夫以外の男性との性の交渉をもとうと思ったのは、女性としてこのまま年老いていくのはあまりにも自分がかわいそうで悲しいと思ったからです」

 

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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