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夏目漱石『三四郎』(再読) その1 2007.5.28

『それから』『門』と続く3部作の第1篇にあたるという、この『三四郎』、この前『それから』を読み、どう繋がるのだろうと疑問だったので、『門』を読む前に再読してみました。
その前に、映画を観て、あんなに原作はおもしろかったのに、なんてつまらないんだ、と思った事もありまして。(^^;)
八千草薫は良かったんですが、ちと映画のネタバレしますが・・・三四郎を愛していながら、他へ嫁に行くって設定が、そりゃぜんっっっぜん違うだろ!!と。絶対そんなはずないと思うんで。それに、三四郎がなかなか美青年なのも、そりゃ違うだろ、と叫びたくなりました。作者の意図がぜんっっぜんわかってないんじゃないか、と生意気ながら思った訳でありまして。
<解説>に出ていた、新聞連載がはじまる直前の、漱石が『朝日新聞』の担当者に宛てた手紙を引用します。

題名――「青年」「東西」「三四郎」「平々地」
右のうち御択み被下たく候。小生のはじめつけた名は「三四郎」に候。「三四郎」尤も平凡にてよろしく存候。ただあまり読んで見たい気は起り申すまじくとも覚候。
――長いので後略――


この小説、とにかく美禰子が良いと思うんです。ちょい悪女な所が、とっってもおもしろいです。やるなあ、と思います。
野々宮、その妹のよし子、広田先生、ごくごく平凡な主人公の三四郎など、キャラも良いし、序盤の一緒に泊まった女性から言われた言葉から、美?子に弄ばれる経過もおもしろいです。
それから『吾輩は猫である』にあるような会話のおもしろさが、これにもあると思います。
広田先生と与次郎が、影でいろいろ言っている事が、これまた、すんごいおもしろいです。

結局、三部作の一作目というのは、どういう意味なのか、良くわからないまま読み終えたのですが、脇役である広田先生が、『それから』の代助的だなあ、と思ったりしたのですが、解説を読むと、若くて純粋な青年を誘惑する美?子の<罪>という事なのでしょうか。
その美?子自身も、三四郎と同じく「ストレイシープ (迷える子羊)」である所がまた、この小説のおもしろい所だと思います。
次回、引用地獄・・・いや、今回はほんのちょびっとですが(^^;)、引用して終わります。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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