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アンドレ・ブルトン『黒いユーモア選集』上巻 その2 2007.6.15

こちらのつづきです。
ジョナサン・スウィフトの「精神的なまた面白いさまざまの問題についての考察」より引用です。

 わたしがある著者のある文章の一節を読んで、かれの意見がわたしの意見と一致するとき、わたしは言う。これは実によく観察されていると。意見が相違するときにはわたしははっきりと宣言する。かれはまちがっていると。

トルストイがこんな事を言っていたそうで・・・(-_-;) やっぱりトルストイって嫌。
ばりばりのキリスト教徒だから、気持ちはわからなくもないけど~

今日のドイツ人たちがニーチェのごとき気取った文芸家に夢中になって、リヒテンベルクのような著述家をこれほど無視してしまっていることが、私には理解できない。

ゲオルク=クリストフ・リヒテンベルクつづきます。「アフォリズム」という章より、いくつか引用します。

 若いときには、人は自分が生きているのだということはほとんど知らない。健康についての自覚は病気によってはじめて得られるものだ。大地がわれわれに及ぼす重力に気がつくのは、空中にとび上ってみて、ふたたび落ちたときの衝撃による。老齢がやってきて、病気の状態が一種の健康になると、人はもはや自分が病気であることに気がつかない。過去についての記憶が残存していなければ、人はほとんど変化に気がつくこともあるまい。それ故、動物にとっては老齢―――たとえわれわれの目にはそう映るにせよ―――は存在しないだろうと私は思う。りすが死に近くなって軟体動物のようにじっと生きているとしても、軟体動物同様べつに不幸だというわけではない。しかし、過去、現在、未来という三つの場に生きる人間は、この三つのうちの一つが何の価値もなくなるやいなや、不幸になるかもしれないのだ。宗教はそのために第四の場を加えさえした。永遠がそれである。

 その男は非常に知的であったので、社交界ではほとんどもう何もできなかった。

 「あなた以上に不幸な人はたくさんいますよ!」そう考えたからといって、住むべき家が与えられるわけではない。にもかかわらず、この理屈はにわか雨を避ける庇しを提供するには充分役立つのである。


いやあ、おもしろいです。次回もうちょっと引用します。(^^;)

黒いユーモア選集(上巻)
黒いユーモア選集(下巻)

 

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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