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『淀川長治の活動大写真』その3 2007.6.23

◆ルドルフ・ヴァレンティノのラブシーン◆

ルドルフ・ヴァレンティノと言えば、映画ファンなら誰もがご存知のサイレント時代の大スター中の大スターでありますが、「散り行く花」(感想こちら) や「東への道」でリリアン・ギッシュと共演しているリチャード・バーセルメスという名前は、あまり出てきません。

*リリアン・ギッシュが流氷シーンで死にかけたと言うエピソードも!


当時の女性はこの純情青年型名優のバーセルメス派とヴァレンティノ派に別れて喧嘩などをしていたとか。(笑) このバーセルメスと比較してのヴァレンティノの紹介が楽しいです。

 ところがヴァレンティノはその反対の、アラン・ドロンを油でいためた……とは少しちがう。もっとスケールは大きい。まさにサイレント映画史上最高の美男スターである。

そのバレンティノ、写真で見ていた時には大変な美青年に見えたし、MTVビデオクリップなどで目にしていたキスシーンも素敵!と思っていただけに、『血と砂』の感想で書きましたが、鼻からブアーッと煙を吐くマヌケ面を見た時には、そりゃガッカリしたものでした。

この本の「ヴァレンティノ・アルバム」のコーナーでは、彼の写真がズラリ。確かに美しくカッコイイんです。闘牛士姿のなんと似合う事!
しかし何と言っても、この人はラブシーンにつきるのではないでしょうか。
世界中の女性が夢中になるのも、わかる気がします。以下引用。

ヴァレンティノは正直に言って名優ではない。しかしそのラブシーンのムードは天下一品であった。それは火と燃えてなにものをも焼きつくす酔いごこちがあった。美しいラブシーンというよりも濃暑なラブシーン、しかもそれは焼けて、燃えて、灰と散る哀れさを感じさせた。

淀川さんのこの素敵な表現能力にも驚かされました。
当時の女性ファンは、ヴァレンティノ映画の封切りとなると、念入りに化粧して出かけたという伝説もあるそうです。「画面からヴァレンティノが私を見るかもしれない……」と。
ラブシーンについて、もう1つ引用します。

 このヴァレンティノのラブシーンが物すごい。彼は激情に達するや、相手の女をぐいと抱きしめ、サッと彼女から身を離し、ついで再びグイと引きよせ、力いっぱい抱きしめる。それで女はガバと彼の腕によりそうことになる。すると彼は女の肩を両手でワシづかみにする。やがて片手で女の肩から腕へとその手をなでおろし、その腕の肉をくいこむがごとく握りしめる。と、もう一方の手は、女の首にまわる。そして女の背中を二回なでまわしてから、熱き接吻をするのであった。

いやあ、女性はイチコロですね。真似してみてはいかがでしょうか。それが似合えば・・・というのが前提かもしれませんが。(^^;)

血と砂 ヴァレンチノ

 

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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