◆サロメ◆
サロメと言えば、ケン・ラッセルのと

1950年代頃の作品だと思うのですが、サロメを悪女に描いていないものがあったと思います。タイトルわからないのですが・・・あ、多分
コレ。その2つが思い浮かぶ訳ですが、1922年のアラ・ナジモヴァの「サロメ」は、セットも衣裳もビアズリーの美術を用いているそうで、ちなみに三島由紀夫が岸田今日子と上演した「サロメ」も存在し、こちらもビアズリー美術で面白かったそうです。ああ、観てみたい。
ココに出てるって事は、フィルムは残っているのでしょうか?

ナジモヴァのサロメについて、三島が語った事が書かれています。
「僕はうなったね、いま見てもちっとも古くない」と、すごく感心しておられた。三島由紀夫は、実に素直に無邪気に芸術に対して感激するかわいい人だったのだなあ、と何か目にする度に思います。淀川さんも、澁澤龍彦もそうです。エラそうに蘊蓄たれるヤツなんてフェイクに違いねーだろ、と、淀川さんや三島由紀夫にふれると思ってしまいます。
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