スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アンドレ・ブルトン『黒いユーモア選集』下巻 その1 2007.8.8

(上巻の感想はこちらからよろしくです。)
下巻は、ジャン=ピエール・ブリッセという人で始まります。
まずブルトンの説明が入り、作品の抄訳、という感じの本です。
ちと頭痛がしてきそうな文章だったのですが (^^;)、言葉の遊びの作品を残した人のようです。
翻訳で読んでも、こういうものは、いまいちピンと来なかったりするのですが、いろいろな人に影響を与えたそうです。
ブルトンの紹介文が、これが大変かったるいものだったのですが、以下引用です。

レイモン・ルセールの作品、マルセル・デュシャンの文学作品が、かれらの知らぬ間であろうとなかろうと、ブリッセの作品との緊密な関係において生まれたと言うことは、一目瞭然であり、ブリッセの支配力は、レオン=ポール・ファルグ、ロベール・デスノス、ミシェル・レリース、アンリ・ミショー、ジェイムス・ジョイス、パリの若いアメリカ派といった、言語の詩的崩壊の最も新しい試み (《言語の革命》) にまで及んでいるのかも知れぬ。

フランシス・ピカビアという人の『五分間の幕間狂言』というショートショートが、かなりブラックで好きです。
ストーリーは読んでいただくとして、(引用するには長いし・・・) にゃるほど、と思った一文を。

数年前、この地方を探検すべくむ出かけた彼は、その地でひとりのふしぎなインディアン女の魅力のとりこになり、彼女は彼を拒むことで完全に彼を物狂いにさせてしまったのである。

追うと逃げる、拒むと追われる、人間の心理は不思議です。
ピカソの文学作品って珍しいですよね。ほんの2ページの「詩」という作品、これも言葉あそび的と言うか、ジョイスっぽい感じでした。「変」です。(笑)
「、」が1つもなく、「。」は最後だけです。
その前の紹介文で、ピカソの、絵についての言葉が紹介されていました。

 絵画は、まるで王侯が羊飼いの女に子どもを作らせるようにして、作られる。パルテノンの神殿を忠実に写すようなことはないし、ルイ十五世様式の椅子を描き出すことは決してない。南仏のあばら屋、タバコの紙箱、古ぼけた椅子で、絵は作られるのだ。

このくらいにして、次回につづきます。

 

クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ : エッセイ/随筆
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。