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『グリンプス』その1 2007.9.4

ちょーー化け物的知識&見識&文章力の持ち主である友人が「ロックが好きな人をわくわくさせる小説」と紹介されているのを読み、こりゃ読んでみなければと思い、図書館で借りてきました。
あらすじは面倒なので(^^;)、「訳者あとがき」より引用です。

 ストーリーはかんたんだ。人生に行き詰まった四十男が、六〇年代の挫折の数々を思い返すうち、当時さまざまなトラブルから未完に終わった幻のロック・ミュージックの完成版を作る特殊な能力に目覚め、海賊盤業者と組んで、幻のアルバムを求めて六〇年代にトリップしてゆく、という話である。ここではロック・ミュージックが世界を変えるための魔法のキーに用いられ、ロックの歴史さえ変わっていれば、主人公の人生も変わっていたはずだという、オタク人間の妄執じみた思いが語られる。

四十男と書いてあるけど、三十代後半だったと思います。
ちと訳者の主観が入ってますが、私も同感。(^^;)
ジミヘンが『ファースト・レイズ…』を完成させていれば、世界が変わったかと言えば、そんなこたあないでしょう!(実際エディー・クレイマーが後に完成させましたが、世界は変わりましぇんっ)
そういう所はあるけど、小説としておもしろかったです!
幻のアルバムとは、ドアーズの「セレブレイション・オブ・ザ・リザード」、ビーチ・ボーイズの「スマイル」、そしてジミ・ヘンドリックスの「ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン」です。

 

最初は、私なんぞは、ロックな話を目当てに読み始めた訳なので、主人公の親子関係、夫婦関係の話などは邪魔で読むのだり~な、と思ったのですが、それがジム・モリソン、ブライアン・ウィルソンにも繋がっていくあたりで、上手いな、と思いました。
エディプスコンプレックス的なものって、小説の中でクサるほどありますが、自分に関しては全く当てはまらないので、いつもピンと来ないでいるのです。元になったギリシャ悲劇は好きなんですが。(こちらに感想UPしてます)

あの時代のミュージシャン達の生活や環境が実に興味深く、最初は邪魔だと思った、主人公の心理や人間関係にも、だんだんと惹き込まれていきました。
全体的なテーマは私小説的で、どちらかと言うと嫌いな部類に入るのに、何故かおもしろく読めてしまったのは、六〇年代のパワーが作者にも乗り移っていたのでしょうか。
またまた引用を中心に、感想つづきます。

こちら↓で紹介されています。




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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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