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『フリッカー、あるいは映画の魔』その1 2007.9.16

全部品切れの楽天ブックスの解説によりますと、

「サンセット大通り」と「薔薇の名前」が出会った!映画史トリビア的壮大なゴシック・ミステリー。映画という装置にひそむ身の毛もよだつ“闇”。

映画の中には魔物がいる―場末の映画館で彼の映画を観た時からジョナサンはその魔物に囚われてしまった。魔物の名はマックス・キャッスル。遺された彼の監督作品を観るにつけ説明できない何かの存在を感じるのだが…。ミステリーファンのみならず、映画ファン、文学ファンをも満足させた98年度ミステリー・ベスト1。

大学の映画科教授となったジョナサンは幻の映画監督マックス・キャッスルの謎を追いつづける。どう観てもB級としか評価できない作品の、なにがこんなに彼を惹きつけるのだろうか。その答えはフィルムの中に隠されていた!映画界の「闇」をめぐる虚実のあいだに、壮大な仕掛けをめぐらせた危険なゴシック・ミステリー。

という訳でして、映画のトリビア的知識満載の、特に技術面に関してスゴイと思ったのですが、実に実に濃~~~いマニアックすぎ!な小説でした。
いろんな要素がつまっていて、映画好きさんなら楽しめるどころか、その期待以上のものがありました。
マニアックな知識の他、それぞれのキャラの洒落たおもしろい会話に加えて、秘密結社、黒魔術といった暗黒の世界。自分としては、実にそそられるものがありました。
そして美しい表現の数々。訳もいいんでしょうね。
以下の文など。

性欲はしょせん無意識に揺り動かされる本能であり、無定形で様式もなく青春期の体液からあぶくのようにあふれだす。人間はたしかに思慮もなく発情してまぐわう単純な動物に生まれついている。だが、官能の歓びは、むきだしの本能が芸術によって昇華され、無限にたわむれる精神の状態であり……成熟した人びとのものだ。それは肉体を肉体のないシンボルにまで高めてくれる。

これもキテると思いませんか。

 十一歳を迎えると、少年はだれしもあくなき本能に駆りたてられてデーモンになる。

図書館で借りた、ちょーーブ厚いハードカバーの2段書きで読んだので結構大変でしたが、おもしろかったです!! (と言っても品切れなのが残念)
付箋貼りまくってしまったので、次回からまたまた引用地獄にご招待です。(汗)
ちと凄まじい量になりそうです・・・(汗汗)

  

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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