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河合隼雄『こころの処方箋』その3 2007.10.25

◆灯台に近づきすぎると難破する◆

理想の××だと言われる事によって、そうでいなければと思って、それを演じ、疲れきってしまう例も世の中には多くあります。そうして心の病気になってしまったり。
だからと言って、理想など実際生きてゆく上で邪魔になるだけだ、と切り捨ててしまうのもどうかと思うし、理想なしで人生を生きるのは、味気がなさすぎる、と著者は書いています。
以下の文は実に上手い!と思いました。

理想は人生航路を照らす灯台であるが、それに至るべき到達点ではない。

それから、便利なものや、能率をあげるものは、しばしば、人間の余裕を奪ってしまうのである。とも書かれていて、いやあまさに!と膝を打ったのでありました。

◆イライラは見とおしのなさを示す◆

イライラは、自分の何か――多くの場合、何らかの欠点にかかわること――を見出すのを防ぐために、相手に対する攻撃として出てくることが多いのである。との文には、にゃるほど!と思うと共に、単に待たされて、とか、スムーズに事が進まない (これも「待たされて」って事か) ってケースも多いよなあ…と思ったのでありました。
しかし、上の引用文の事をちょっと考えてみるだけで、イライラした気持ちがスッと楽になる事もありそうです。不用意に相手を攻撃してしまう事も少なくなるかも。

◆100点以外はダメなときがある◆

ものごとには、そこそこの点さえとっておけばオッケーな時と、100点でなければダメな場合とがあります。これにもにゃるほど!なのでした。以下引用。

 人生にも、ここぞというときがある。それはそれほど回数の多いものではない。とすると、そのときに準備を十分にせず、覚悟もきめずに臨むのは、まったく馬鹿げている。ところが、あんがい、そのようなときでも90点も取ればよかろう、という態度で臨む人が多いように思われる。このような人が、自分はいつも努力しているのに、運が悪いと嘆くのは、ことの道理がわかっていないと言うべきであろう。
 こんな人と違って、いつでも100点を取らぬと気がすまぬ人というのもいる。80点も100点も結果的にそれほど差のないときでも、100点をとるために努力する。このような人は素晴らしいと言えば素晴らしいのだが、いつも100点をとるために、だんだんと疲れてきて、一番大切な「100点以外はダメ」というときは腰くだけになったり、うまく理屈をつけて逃げ出してしまったりするものである。それに、いつも100点を狙っている人は、不用な努力を払っている分だけ不機嫌になったり、他に対して攻撃的になったりし勝ちになるものだ。100点はときどきでいいのである。


ああ、もしかしたら自分も不用に100点をとろうとする所があるかもしんない・・・。
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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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