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立花隆『解読「地獄の黙示録」』その3 2007.11.3

トレビア的な情報なんぞを。以下引用。

 ウィラードたちがキルゴアの空軍第一騎兵隊と、最初に出会う場面で、上陸したとたんテレビの取材班に出会う。「カメラを見るな! 行け! 戦っているふりをしろ! カメラを気にするな!」と手を振りながら叫びつづけているディレクターが、コッポラ監督自身であることは、あの特徴ある顔ですぐにわかるだろう。
 しかし、フレンチ・プランテーションの場面で、ウィラードたちが食堂に入っていくとき、家長のドマレの前で、ボードレールの詩を暗誦されられている二人の子供たちが、実はコッポラの二人の息子たちであることはあまり知られていない。


へ~~!絶対また観たくなりますね。そして・・・

 この映画はいま見ると、ベトナム戦争を相当に誇張して描いたように見えるかもしれないが、後半の神話的部分をのぞくと、実はほとんどが現実をベースにして描かれている。

という話でして、キルゴア中佐にクリソツな人物もいたらしいし、プレイボーイのバニーガールも事実に近いのだそうです。参考にされたのは、ラクエル・ウェルチの慰問ショー体験記なんですって!
私は何故オリバー・ストーンがあんな事言ってるのか理解できないのですが、『プラトーン』も確かに徹底した妥協のないやり方で撮影されたのでしょう。しかし、それよりも前につくられたこの映画だってですね・・・引用です。

 コッポラは、実感を出すために、酒に酔う場面では、役者に本当に酒を飲ませて酔わせて撮った。

酒に酔ったウィラードが流血するシーンも、本当に酔って流血しちゃったらしく、コッポラは心配して中断して手当てをしようと思ったものの、撮影を続行したのだそうです。

こちらに書いた、インディアンの件にしても、いかに徹底した撮影だったのかがわかります。
膨大な制作費が使われてはいますが、映画会社から全部出てるんじゃないんですぜ? コッポラは私財を投げ打ってこの映画を撮ったんです。
映画の感想に書いたので、繰り返しませんが、実にアーティスティックな、1度観たら1シーン1シーンが長年経っても記憶から離れない、凄い映画だと思います。
しかし、コッポラは、ゴッドファーザーとこれで力を使い果たしたという気もしないでもないんですが・・・何100作そこそこの作品を残すより良いでしょう。
『スター・ウォーズ』もそこを考えつつ観なおしてみたいと思った、次の文で終わりにします。

 ピーター・カーウィーによると、ルーカスが「地獄の黙示録」の監督は断ったものの、そのアイデアを借りて換骨奪胎し、シチュエーションもベトナムのジャングルから宇宙に置きかえて作ったのが、「スター・ウォーズ」(77年) なのだという。つまり、ウィラードたちが乗ったパトロール・ボートがハリソン・フォードたちが乗った宇宙船になったわけだ。帝国はアメリカ、反乱軍はベトコンである。そしてダース・ベーダーがカーツなのである。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
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