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『私の嫌いな10の人びと』その2 2007.11.23

◆笑顔の絶えない人◆

「いらっしゃいませこんばんはー」と機械的な笑顔で応対する店員に違和感があった私には、おおむね同感です!
ドストエフスキーの『未成年』について言及していたので、これは引用するしかないでしょう!

 ドストエフスキーは『未成年』の中で、笑いについてとても穿った (だが私には正しいと思われる) 考察をしている。

 人が笑うと、たいていは見ていて厭になるものである。笑い顔には、最も多く何か卑下たもの、笑っている本人の品位を落とすようなものがむき出しにされる。……笑いは何よりも誠意を要求する、だが人びとに誠意などはたしてあろうか? 笑いは悪意のないことを要求する、ところが人々が笑うのにはほとんどが悪意からである。(工藤精一郎訳)

 たしかに、大人でもごくまれに無防備で無邪気な笑顔を見せる人がいますが、ほとんどは何がしかの作為が、したがって嫌みが感ぜられる。そう感じないのは、多くの人が自分もみんなと一緒に笑うことにかまけて、あまり他人の笑い顔を観察しないからなのです。そして、ドストエフスキーの結論は、「赤ん坊だけが、完全に美しく笑うことができる」というものですが、これには多くの人が賛同するのではないでしょうか。


 

◆常に感謝の気持ちを忘れない人◆

確かに・・・と思った一文を。

日本昔話よろしく、相手が自分に何も期待しないでただ親切にしてくれるとき、われわれには自然な感謝の気持ちが湧きあがります。しかし、親切な行為の背後に、相手の自己利益や、計算高さや、自己愛や、傲慢や、自分に対する軽蔑や、恩着せがましさや、見返りや、定型的な義務心や……が透けて見えるとき、われわれはとっさに感謝の言葉を呑み込むのです。

そして、そうそう!その通り!と思った一文です。

「感謝の気持ちを忘れない人」の多くが、こちらの意向を足蹴りにしてでも、自分が納得したいがために、世間の慣習どおりのことを貫こうとするのです。

とは言え、本当の意味でお世話になったり、損得勘定なしにしてもらった小さな親切等には、基本的には、やはり感謝という気持ちは持たなければいけないと思うので、このまま受け取って感謝の気持ちを忘れる人になってしまう人が増えるのも怖れてしまうのです。

 

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テーマ : エッセイ/随筆
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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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