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坂口安吾『堕落論』その2 2007.12.8

本題の「堕落論」より、いきなり引用です。

美しいものを美しいままで終らせたいということは一般的な心情の一つのようだ。十数年前だかに童貞処女のまま愛の一生を終らせようと大磯のどこかで心中した学生と娘があったが世人の同情は大きかったし、私自身も、数年前に私と極めて親しかった姪の一人が二十一の年に自殺したとき、美しいうちに死んでくれて良かったような気がした。

うーーん。親しい身内なら、どんな姿でも生きていて欲しいと思うような気がするんですが。
「人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。」という思想は、頷ける部分もあるのですが。
次回は「戦争論」より。ちと引用が長くなりそうなので、今回は短いですが、次回に続きます。

 

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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