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坂口安吾『堕落論』その3 2007.12.10

次は「戦争論」より。坂口安吾は、とにかく「進歩すること」を大変に良い事だと思っていたようです。便利になることこそが素晴らしいと。世の中はそんな坂口安吾の願望を満たしたように進歩しました。その結果どうでしょうか。私なんぞは、何故こうも便利になった分だけ仕事が増えるんだ? と思うのですが。
出来ない事が出来るようになった分、出来ない事にイラついたり、ストレスが増えて時間が減る、ってな現象が起きている気がするのですが。坂口安吾が生きていたら、このような現代に大喜びしたんでしょうかね。

 戦争は人類に多くの利益をもたらしてくれた。それによって、民族や文化の交流も行われ、インドの因明がアリストテレスの論理学となり、スピロヘーテンパリーダと共にタバコが大西洋を渡って、やがて全世界を侵略し、兵器の考案にうながされて、科学と文明の進歩はすすみ、ついに今日、人間は原子エネルギーを支配するに至ったのである。

こんな事も書かれています。

 日本人は、こりることを知らないのだ。地震国だから、地震は、天災だという。地震に倒れない建築をたてれば、すむことではないか。

って簡単に言いますが、そのお金は誰が出すんですか~~?
全体的に、日本人批判が目立ちました。それと、カタカナの多用。どーもこのカタカナ多用も、自分としちゃあ受け入れ難いものがありました。「タンテイ」ってカタカナで書かれても、最初何の事だかわからなくて考えちゃったですよ。
そして、歴史というものはタンテイ作業と同じで、すべて証拠によって史実を判断するものだ、などと書いている割には、阿部定の件はねえ・・・。予審調書を読んでないで言ってるのだろうな、とは思うものの、それなら何の根拠にここまで確信してるの? と思います。矛盾しまくり!
しかし、こういう事を書く勇気は認めるし、文体が今風で新しいのには感心しました。

 

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テーマ : エッセイ/随筆
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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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