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ジェイムズ・ジョイス『猫と悪魔』その1 2007.12.12

IMG_3122.jpg

河合隼雄さんの『猫だましい』に紹介されていて、読んでみたい!と思っていた本。図書館で借りました。
ジョイスという人は、ひっじょおにおもしろい人なので、童話も一風変わってます。そして、訳す丸谷才一さんが、これまたジョイスを訳すのにピッタシな方ですね。
こんな文で始まります。

スティーヴン・ジョイスさま
1936年8月10日        ヴィリエ・シュル・メールにて

スティーヴィー君
 二三日前、キャンデーいりの子猫を送りました。でも、きみは、ボージャンシーの猫の話は知らないでせう。


ぬわんと、旧假名づかひ!漢字にはルビがふってあります。
「表記についてのあとがき」で、絵本をみな新仮名遣い、漢字なしにしてしまった文部省への批判が書かれてあり、これも楽しいです。
この『猫と悪魔』は、ジョイスが孫のスティーヴンの為に書いた、私的な絵本です。
「スティーヴン」という名前はジョイスがつけたそうです。ジョイスの読者なら、お!と思う名前ですよね。大澤正佳の解説で、以下のように書かれています。

ジョイスは最初の短篇「姉妹」をスティーヴン・ディーダラスという筆名で発表したのだし、作中人物としてのスティーヴンは『若い芸術家の肖像』および『ユリシーズ』において作者の分身の一人として重要な役割を果している。―中略― 迷信的とも言えるほど名前にこだわるジョイスのことであるから、この命名には初孫に目を細める祖父の歓び以上の思いがこめられていたと推測して間違いはない。

次回へ続きます。



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テーマ : 児童文学・童話・絵本
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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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