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業田良家『LOVE男』ヨシイエ童話より その4 2008.1.16

*ネタバレ警報発令中

この漫画で、COURAGE (勇気) 男が樽舟に乗って登場する所は、実に実に印象的でした。
個人的な意見ですが、「勇気」というのは、すっっごく大切だと私は思うのです。
おそらく作者も「勇気」をポイントにしてるのではないかと感じるんです。
人間、勇気がなければ、何ごとも乗り越える事は出来ないのではないでしょうか。
逆境、苦痛、困難、これらを乗り越えて行く事で、人は成長出来るのではないでしょうか。
『自虐の詩』でも「勇気」というのが、とっってもポイントになっているように思うのです。
そして、その勇気がきちんと受け継がれて行く所が、この漫画の希望なのです。

最後に、またまた「刊行にあたって」、最終巻から引用 (ってか全文ですが…) です。(1993年2月6日)

 LOVE男はこの巻で終ります。
 実は今だから言うけど、今回のテーマには苦しみました。とてもじゃないけど手におえないと何度思ったことか。しかしやってみるもんだ。私には愛の謎が解けた。のだ。とりあえず。
 人は愛なんかよりも人格形成を求めるべきだ、なんて、言われてみれば至極当然なことがひとつの読み物として描かれたことがあっただろうか。いや、ない。愛とは何か、ホントーの愛とは何処にある、なんてことがこんな形で漫画に描かれたことが………いや、ない。
 さて自己宣伝はこのくらいにして。毎日流れてくるニュースの中には時々信じられない事件がある。事件じゃなくても風俗ルポなんかで、なんちゅう男だ、信じられない女だと思うことがよくある。男と女はそれぞれ好きにやればいいのさ、なんて言わないでほしい。私も漫画家のはしくれ、そのくらいのことはわかっている。私が驚くのは人格を失っているとしか思えない人がいることだ。それも個性さ、なんて言わないでほしい。人格を失うってのは大変なことなのだ。その人はいずれ何者か (社会とか宗教とかかもしれない) に操作されるなり、支配されるなりざるを得ないんだから。なんでも自由って――裏返して言えば――行きつくところは支配されるってことじゃないの。なんて。まあそんなことも含めて、本書にはいろんなことが描かれています。
 さて今回は言わせてもらおう。
 私の漫画ではこんなことができた。ふ――。


これが古本でしか買えないなんて。復刊を強く強く希望します。

業田良家

 

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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