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源氏物語 巻一 其の二 2008.1.29

前回あまり好きではないと書いた光源氏ですが、瀬戸内寂聴さんの「源氏のしおり」が大変おもしろいです。
にゃるほど!と思った1文を。

「帚木」のはじめに、源氏の性質として「うちつけのすきずきしさなどは、このましからぬ御本性にて」とあるのは、源氏の恋愛の嗜好をはっきり打ち出している。成立し難い恋、無理な恋、邪魔のある恋、許されぬ恋等、気苦労の多い恋に挑む時だけ、源氏は情熱がかきたてられる。いわゆる据え膳には全く興味も情熱も湧かないのである。後につづく源氏の恋のすべては、この独特の源氏の性質から出ていることを読者は承知しているべきである。
 源氏が申し分のない正妻の葵の上にどうしても愛情が湧かないのは、父帝や左大臣によって与えられた、努力も苦労も伴わない関係だったからである。


さらに、こんな事も書かれています。

コンスタンの『アドルフ』の中に、「すべては性格の悲劇です」という言葉があるが、源氏の生涯を貫くものは、この性格がもたらす悲劇に外ならないと思う。

コンスタンの『アドルフ』、こちらにレビューを書いてます。
長くなったので、巻一其の三に続きます。




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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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