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源氏物語 巻一 其の三 2008.1.30

男の求める理想の女性というのは、今でも、か弱くて思い通りになりながらも、謎めいていて何かを秘めている、ってな感じなのでしょうか。こういう女性は、女性から見たら嫌ですね。
これもまた、大変おもしろいと思った箇所を引用です。

 男性の読者に、源氏物語の中で好きな女性はと訊くと、異口同音に「夕顔」と答える。夕顔という女は、それほど男にとっては好ましい永遠の女性であるようだ。可憐で、謎めいて、おとなしくて、性的にもすばらしい。男のいいなりに、心も体も、飴のようにとろけさせ自在に曲げ、水のようにどんな男のすき間をも満たそうと、ぴったり密着してくる。まるで我というものが全くないように見える女。ところが紫式部は、この夕顔にもっと、不思議な魅力を書き加えている。
 廃院へつれ出して、はじめて源氏が覆面をとって、顔を見せ、「どうだい、この顔は、御感想はいかが」というような歌を自信たっぷりに詠みかけると、夕顔は流し目にちらと見て、「前にちらりと見てすてきと思ったのは、たそがれ時のひが目だったのかしら、間近で見ると、大したこともなかったわ」という返歌で、やんわり返す。決して、個性のない無色の女ではないのである。こうした反応の仕方をみても、ユーモアも解するし、とっさの気転もきく、手応えのある女だったのだ。


源氏物語には「女房」というのが、よく出てくるのですが、これは今で言う「奥さん」の事ではありません。
後の感想で「女房」が出て来る可能性もあるので、語句解釈より、引用しておきます。

女房 宮中・院中で、部屋を与えられて仕える女官。また、貴人の家に仕える侍女。

AOL時代からのお友達が書いてます。おもしろいですっっ! 1000年の時を超えて 写本から活字、そしてデジタルへ 『源氏物語』




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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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