スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

源氏物語 巻二 其の二 2008.2.3

光源氏の美しさと言ったら、とんでもない程だそうで、「そら恐ろしいほどの」「この世のものとも思えない」なんて表現がよく出てきます。以下引用。

羅 (うすもの) の直衣に、単衣を召していらっしゃるので、お召物から透けて見えるお肌の色が、ましてとりわけ美しく見えるのを、年とった博士たちなどが、遠くから涙を落としながら拝見しています。

おっさんたちまでもが泣くほどの美しさとは、いったいどんなものなのでしょうか。
しかし、平安時代の美男ですから、この前の日曜美術館の平安時代の絵を見ながら、光源氏だってどーせこんな顔でしょ?なんて言って爆笑してたんですが。(笑) これが泣くほどの美しい男の姿ですか。
巻二の「源氏のしおり」の「恋愛の手順」「結婚」は、実におもしろく、全文引用したいくらいなのですが、顔も知らずに惚れ込むというのも、当たり前の事だったのでしょうか。こんな文があります。

 女たちは、女房たちの功名な口コミ作戦によって、うちの姫君は器量が抜群だとか、才芸に秀でているとか、宣伝する。その噂によって、貴公子たちは、まず恋文を届ける。恋文は和歌と決っている。女房たちが、紙の趣味や、文字の巧拙や歌の出来ばえから、男の値打ちを判断する。

「末摘花」の所で、源氏がさかんに恋文を送ったものの、シャイな末摘花は返歌をなかなかせず、いざ姿を見たら、とんでもなく不細工だった!なんて話に、顔も見ずに、よく恋をするものだなあ、と思ったのですが、そんな事も当たり前の事だったのでしょうか。
それで捨ててしまわずに、恋文を継続する所は、エライんだか何だか・・・。
源氏の次の歌には、私も共感でした。

  言わぬをも言ふにまさると知りながら
       おしこめたるは苦しかりけり

「言わぬは言うにもまさり
思いはまさると知りつつも
あまりなあなたの沈黙は
やはり苦しくて
たまらない」


沈黙とは最大の武器なのかも知れません。




クリックよろぴくー。
人気ブログランキングへ


スポンサーサイト

テーマ : 古典文学
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

来訪者数:

現在の閲覧者数:

検索フォーム
プロフィール

吉乃黄櫻

Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

メインブログ黄櫻御殿
映画の部屋も( `・∀・´)ノヨロシク

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR

アフィリエイト・SEO対策


国内格安航空券サイトe航空券.com


FC2ブログランキング


[PR]アクセスカウンター
[PR]東京 税理士

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。