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源氏物語 巻三 其の一 2008.2.6

源氏26歳の時、弘徽殿の大后の怒りを買い、流罪になる前に自分から須磨に都落ちをします。
何度も「身に憶えのない罪」と自分で言っているのには???でした。不倫の現場を抑えられたからでしょー!と・・・。*←ぢゃなかったようです(汗) nade-shikoさんのコメントを。→「不倫の罪でなく、帝の寵妃をたぶらかして「謀反」を企てたという疑いです。」
そして、須磨に近い明石に行くことになるのですが、明石在中の入道という変わり者が登場します。
私、こういう嫌われ者キャラに、とっっても親近感がわいてしまふんです。この偏屈オヤジがたちまち好きになってしまいました。
この入道、散々な悪口の書かれようでしたが、実に立派な人なんです。読み進むうちに、その人間性に心打たれます。
その娘、明石の君&この家族の運命の何と苛酷なこと!元々は入道が望んだこととは言え、あまりに可哀想でした。「松風」の章なんて、ほんっっとに可哀想で、入道がますます好きになります。

それにしても、紫の上に浮気を自分から告白するのには、呆れました。
この男、表面的な事にはいろいろと気が利くけど、実際は頭がカラッポだとは言い過ぎでしょうか。
何1つ自分は心の負担を背負う事なく、常に相手を苦しめる事で楽をしていると思うのですが。以下引用です。

「そういえば、ほんとうに我ながら心にもないつまらない浮気をしては、あなたに嫌われた時々のことを思い出すだけでも、胸が痛むのに、またしても不思議なはかない夢を見てしまいました。でもこんなふうに訊かれもしないのに、正直に告白するわたしの包み隠しをしない気持をどうかお察し下さい。あなたと誓ったことは忘れません」

源氏と明石の君とのやりとりの歌が、大変美しいと思ったので、引用します。

  契りしにかはらぬ琴の調べにて
       絶えぬ心のほどは知りきや

「あの時約束したとおりに
今も変わらぬこの琴の調べで
あなたを思いつづけてきた
わたしの心の深さを
分ってくれたでしょうか」

 とお読みになりますと、女君は、

  変らじと契りしことを頼みにて
       松のひびきに音を添へしかな

「心変わりはせぬという
お約束言を頼りにして
あれからずっと
松風の音に泣き声を添えて
待ち暮してきたことでした」


それから、色っぽい表現に思わず引用。

 明石の君はなまじ久しぶりの逢瀬に、身も心もかき乱され尽くして、死んだようになっていましたので、すぐには起き上がることも出来ません。

巻三其の二に続きます。




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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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