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源氏物語 巻十 其の二 2008.3.8

エッ?!これ書きかけじゃないの~~? ・・・とあれれ、と終わってしまったのでありました。
寂聴さんの解説で、そうか!と思ったのですが、この終わり方で良いのかも。以下引用です。

 浮舟の苦悩に対して、二人の男はどれほど悩んだというのだろうか。匂宮の悩みは、ただ単純に、気に入った女を独占したいという慾状のあせりであり、薫の場合はいつでも愛よりも世間体を気にしていて、女の裏切りに対しても、自分の面子が傷つけられたという怒りが先に立っている。
 二人とも、浮舟の四十九日までは、嘆き悲しんでみるが、それ以後は呆れるほどの早さで、他の女との情事に右往左往している。
 このあたりの男の下らなさを、なぜ紫式部はめんめんと書かねばならなかったか。所詮、男の心はその程度のもので、情熱も誠実もたかが知れていると言いたかったのではないだろうか。


紫式部の男に対する怒りのような、恨みのような、呆れのような、失望のような、そんなものを感じます。
ほんっっとにこれ、現代に通じると思います。
ああ、どいつもこいつも、男とは所詮こんなものか!という感じ。
源氏も決してカッコ良く描かれている訳でなく、潔く出家していく女性陣と、こうも違うのか、と。
今でも女性は潔く、男は呆れるほど自分勝手で煮え切らないなあ、なんて思うんですよね。勿論例外もあると思うんですが、大雑把に言えば、です。
(それを言うなら女だってなあ・・・と反論があるかもしれましぇんが。)
男と女の違いを実に適確に捉えている気がします。この性質は千年前から変わってなかったんかい!と驚きです。
男と女に関しては、美輪明宏『人生ノート』その5も是非ご覧くださいませ。

それと、あまりにも世間を、周りの目を気にする人たち。
人と違うものは排除される今の日本人の性質は、ここから来ているのかなあ、なんてことも思いました。

それにしても、ことごとく振られて気の毒な薫、今度こそはと思えた浮舟までも、横恋慕した匂宮の方に惹かれちゃうんですから、なんだか今でいうダサイ男!って感じがしてしまったり。親切な良い人なんだけどねえ・・・



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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