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ミルトン『失楽園』その1 2005.3.4

ブレイクがよく言及していたので読んでみた『失楽園』。
聖書に基づいた話です。
これまたジョイスダンテのように訳注だらけで、ゲゲッ ! と思ったんだけど、これら2作とは段違いに読みやすい ! そしておもしろい !
聖書って「創世記」から始まってますよね。この『失楽園』はそれ以前から始まってるんです。
ルシファーを中心とする、天から地に堕とされた天使、すなわち悪魔達の会議から始まってるのですよ ! これは楽しいです。
そして、この悪魔達のセリフの勇ましくカッコイイ事 !
バタイユの『文学と悪』によれば、ブレイクはミルトンのことを「すべての詩人たちとおなじく、それとは知らずに悪魔の側に与して」いたと言っているそうで、これ読みながら、そんな事を思い出してました。
ブレイクの言ってる事が正しいかどうかはわかりませんが。
例えばこんなセリフ。なんて詩人なんでしょ。

考えてもみるがよい、創造れることなく前から存在していた、あの『夜』の空々漠々たる胎内に呑み込まれ見失われて、感覚も動く力をも喪失し去ることを

「おお、太陽よ、何ものにもまさる栄光の冠を戴き、
この新しき宇宙を統べる神のごとく、その孤高の王座から
下界を睥睨する者よ。お前の前にあっては、すべての星が
光を失い、その面を覆いかくしている。わたしはお前に
呼びかける、----だが、親しげな声をもってではない。
わたしはさらに重ねてお前の名を呼ぶ、おお太陽よ、だが、
それはお前の光をいかにわたしが憎んでいるかを告げるためだ。---以下略---」

「悪よ、お前がわたしの善となるのだ ! お前の力によって、
わたしは宇宙を天上の王とともに分割し、少なくともその一部を統治
している。全くお前のおかげだ。---以下略---」


これなんて、岡本太郎も同じ事言ってますからね。
岡本太郎は、迷った時は困難な方の道を選べと言っているので、多少意味あいは違うかもしんないけど。

絢爛たる奴隷生活の平穏無事な軛よりも、苦難にみちた自由をこそ選ぼうではないか !

カックイ~ !

悪魔の会議の後は、天の神と天使たちの会議の場面となるんです。これの悪魔の会議との類似が笑わせてくれます。
キリストも登場します。神との話し合いの後に、人間の中に生まれて、その役割を果たすとゆー訳なんですね。

この後のアダムとイーヴの登場は次回につづく、とゆー事で。

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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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