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謎とき『カラマーゾフの兄弟』その1 2008.6.26

まず、新訳カラ兄弟を読み終えてから、これを読もうと思っていたのですが、「謎とき『罪と罰』」(感想こちら) の時に、再再読したくてたまらなくなってしまった事を考えると (実際には再再読してませんが) 先にこれを読んだ方が『カラ兄弟』がより楽しめるのではないかと思いました。
前作「謎とき『罪と罰』」では、全主要人物の名前の日本語訳にびっくらこきましたが、まずは「カラマーゾフ」の意味からです。
この本に、自分でも忘れていましたが、新聞の切り抜きが挟んでありました。
その小森陽一さんの文にも、カラマーゾフの意味が書かれています。以下切り抜きより一部引用です。

日本の読者には意外かもしれませんが、ドストエフスキーの小説は駄洒落の宝庫。言葉を奪われた少年にとって、自由に言葉と遊べる世界だったのです。
 たとえば『カラマーゾフの兄弟』。チュルク・タタール語でカラは「黒」、マーゾフは「塗る」という意味の「マーザチ」の変形。だからカラマーゾフは、当時流行っていたローリング・ストーンズの「ペイント・イット・ブラック」に姿を変えたりするわけです。もちろん、この種の謎解きは、小説の中で、中学生にもわかるようにしかけてあります。―中略― ドストエフスキーをクスクス笑いながら読みたい方には、新潮選書の江川卓さんの『謎とき「罪と罰」』、『謎とき「白痴」』、『謎とき「カラマーゾフの兄弟」』が、とっても親切な道連れになってくれるはずです。―後略―


カラマーゾフはローリングストーンズになるんですね!
「カラマーゾフ」は実際には、形容詞、副詞の形で使われているそうです。
そして、1934年に「ロシア語解釈辞典」に「カラマーゾフシチナ」という名詞が登録され、次のような語義が出ているそうです。

「極度のモラル感の欠如、無抑制の情熱にともなわれ、道徳的堕落と高揚した精神的衝動との間の不断の動揺を特徴とする、風俗的、民族的、ないし心理的現象である」

次回へ続きます。

謎とき『罪と罰』
謎とき『白痴』




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テーマ : エッセイ/随筆
ジャンル : 本・雑誌

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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