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謎とき『カラマーゾフの兄弟』その3 2008.6.29

ドストエフスキーの何重もの仕掛けには驚くばかりでして、スメルジャコフがユダであり、又、異端の宗教である去勢派であったり、(去勢派については「謎とき『罪と罰』」の感想にも言及あり) スメルジャコフとイワンとの関係など、とても書ききれないので、読んでいただくしかないのですが……。

それから驚いたのは、おそらくトーマス・マン等あらゆる作家に影響を与えた、あの悪魔と会話するシーン、あれは譫妄症の症状にある事であり、ドストエフスキーは何人もの医者から聞いて調べているんです。
ひとつひとつに、きちんとした裏付けがとられているから、これだけリアルなのでしょう。
それにしても、イワンがアル中とは、知らんかったです。
ドストエフスキーの小説が、どれだけきちんとしていて、いいかげんに書かれていないと言うのは、1878年に書かれたメモからもわかります。

「汽車が全速力で走りすぎる間、その下のレールの間にずっと寝ていられるかどうか、確かめること。
 懲役刑を宣告された男の妻が、すぐに別の男と結婚できるかどうか、調べること。
『白痴』がそんな大勢の養子をかかえたり、学校を持ったりなどする資格を有するかどうか?
 貴族であり地主である青年が永年にわたって修道院に (たとえ伯父のもとにせよ)、見習い僧として籠ることができるかどうか、調べること (N・B悪習を放ったフィラレートに関して)。
 フレーベル協会の遠足に参加すること」


今の作家に見習ってほしいっす。
続きます。




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テーマ : エッセイ/随筆
ジャンル : 本・雑誌

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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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