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江川卓『ドストエフスキー』その1 2008.7.25



興味のない方にはうんざりかもしれませんが(^^;)、またまたドストエフスキー、しかも江川卓です。
岩波新書の江川卓著『ドストエフスキー』。
謎とき本とかぶる所が多く、全体的にも謎とき本的な内容でした。(謎とき罪と罰、謎ときカラマーゾフの兄弟、感想UPしてます。こちらから飛んでくださいませ。)
謎とき『罪と罰』
謎とき『カラマーゾフの兄弟』
謎とき『白痴』
なので、謎とき本を読んで間もない事もあり、繰り替えしになってだるい部分もありました。そんな中、次の文などには頷かされました。

ドストエフスキーの場合、深刻と滑稽は紙一重、両者のミックスにこそ真骨頂が求められるのかもしれない。

全くその通りだと思います。

◆悪霊◆
一八七〇年十月九日付のアポロン・マイコフへの手紙が紹介されているのですが、これが悪霊のテーマを語っている大変貴重なものなので、ご紹介しておきます。

「(福音書と) そっくり同じことが、わがロシアでも起りました。悪霊たちはロシア人から出て行って、豚の群の中に、つまりネチャーエフやセルノ・ソロヴィヨヴィチといった連中の中に入ったのです。彼らは溺れてしまったし、でなくても確実に溺れ死ぬでしょう。そして、悪霊たちが出て行って病いが癒えた人は、イエスの足もとに坐っているのです。そうならないわけがありません。ロシアは、自分たちが食べさせられたあの汚らわしいものを吐き出してしまったのですし、そうやって吐き出されたならず者どもの中には、もう言うまでもなく、ロシア的なものなど何も残っていません。友よ、銘記してください―自分の国民と国民性を失うものは、祖国の信仰と神をも失うことになるのです。さて、言ってみれば、これが私の長編のテーマにほかなりません」

次回へ続きます。



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ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
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