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ドストエフスキイ後期短編集 その1 2008.8.1

前期短編集は一部こちらに感想UPしてます。
後期短編集は、いつか買って読もうと思ったままになってまして、少し前に「再来年ぐらいまでにドストエフスキー全作品読もうかな」ってな事をふと思った時に、ネットの古本屋さんで探して購入しました。
『おとなしい女 空想的な物語』『ボボーク』『キリストのヨルカに召されし少年』『百姓マレイ』『百歳の老婆』『宣告』『現代生活から取った暴露小説のプラン』『おかしな人間の夢』
の8篇です。
『おとなしい女』が抜群に良かったと思います。『地下室の手記』に似てると思いました!
以下の文など、あるある~~!でした。

さて、諸君、世の中にはこういう思想がある……つまり、ある種の思想を口に出して言葉で発表すると、恐ろしく愚劣なものになることがある。われながら恥ずかしくなることがある。なぜだろう? なぜでもない。われわれがみなやくざもので、真実にたえ得ないからである。

語れば語るほど陳腐になってしまう、不思議な現象がよくあります。
次のなんぞも。

高いところに立っている人間は、なんとなく自然に下のほうへ、深淵の中へ引き込まれるという。思うに、多くの自殺や殺人は、単にピストルがすでに手に取られているというだけの理由で、遂行されるのであろう。そこにも同様
深淵があるのだ、すべらずにいられないような三十五度の傾斜があるのだ。かくして、なにものかが否応なくその人間に撃鉄をひかせるのである。


ここなどは『地下室の手記』の <苦痛は快楽である> を思い出します。

わたしは陶酔と幸福にひたりながら、彼女の足に接吻した。そうだ、測りがたいはてしない幸福にひたっていたのだ。しかも、それは自分の救いのない絶望を残りなく理解したうえでの話である!

次回へ続きます。

その他ドストエフスキーに関してはこちらから~



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Author:吉乃黄櫻
ハードロックギタリストで作詞作曲家(まだアマチュアだけどな)吉乃黄櫻の読書ブログ。
60~70年代のロック、サイレント~60年代あたりの映画、フランス・ロシア・ドイツなどの古典文学が好きな懐古趣味人。
西武ライオンズファン。
峰不二子、デボラ・ハリー、ウエンディー・O・ウィリアムスが憧れの人!

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